2020.12.09 授業紹介

臨床評価実習に備えた授業(3年生)

3年生は来年2月からの臨床評価実習に備えて、現在、実践的な演習の授業を受けています。

先週は、リハビリテーション病院に勤務されている言語聴覚士の先生から、摂食嚥下障害の評価について、実際の嚥下造影(X線と造影剤による嚥下状態の評価)の画像を提示していただきながら勉強する機会をいただきました。

また、施設や在宅への訪問指導を中心に行われている歯科衛生士の先生からは、口腔ケアの実践について、実技を交えた講義をしていただきました。


嚥下造影の評価については、グループディスカッションで症例の問題点を検討しましたが、これまで座学で学んだ知識を活用し、どのグループでも活発な意見交換が行われていました。
摂食嚥下障害のある方へのアプローチとして必須である口腔ケアの実技では、まず自分の口腔内をよく観察することから始まり、歯ブラシや歯間ブラシの使い方のポイントを学んで実践していました。

後期はこれからも実習に向けた授業が続きます。

感染対策を講じながら、実践的な学びも取り入れて実習の準備を進めたいと考えています。

嚥下造影(X線と造影剤による嚥下状態の評価)の画像解説
歯科衛生士の先生から義歯についての解説
症例検討会
グループディスカッション
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