日豪共同研究プロジェクト「GenkiFuture 京都会議」に参加しました。
このプロジェクトは、「日本とオーストラリアの国際的な知見の交流を通じて、 デジタル技術やデザインを活用した心身の健康増進(Genki)と、 全世代が尊厳を持って暮らせる豊かな未来(Future)の創造を考える」ことをテーマに、オーストラリアと日本の大学が共同して運営されています。6月初旬にはメルボルンで会議が行われました。
今回、京都での会議は本格的な能舞台がある「岡崎庵」で開催され、2日目に京都の伝統文化・産業を、高齢者ケアの現場で展開すべく医師・医療系専門職・職人の協働によって開発された「食」と「道具(食具)」について紹介されるセッションがありました。
飲み込みに配慮した京料理やお豆腐、和菓子、また、京都の漆器で作った介護食器などの開発に携わってこられた実践者の方々が、食べる力が低下された方の「食べることの喜び」をどう継承していくかを発表され、わたくしは本学と連携協定を結んで活動をご一緒している 一社)京介食推進協議会の荒金会長とともに、進行役を務めました。本学からは、飲み込みやすさに配慮した嚥下食の国際基準であるIDDSI(国際嚥下障害食標準化構想)の基準による、やわらかいお豆腐やお好み焼き、和菓子の評価について報告しました。この評価には、言語聴覚専攻の学生も参加・協力しています。
本学では、HPで「嚥下調整食とその物性評価・官能評価」の情報公開をしていますが、今後は、日本の基準だけでなく、国際的な基準の評価も合わせて行い、情報を発信したいと考えています。

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