3月3日ひな祭りの日に、大学の地元である右京区のデイサービスにお邪魔して、「KOKA☆オレンジサポーターズ　やわらか和菓子とマジックや歌をお届けします♪」というイベントを行ってきました。
オレンジサポーターズは、本学のラーニングコミュニティ「学Booo」の一つで、地域での高齢者・障がい者の「食」についての支援を学ぶとともに、京都で開発されている和菓子の「嚥下調整食」を紹介する活動を行っています。嚥下調整食とは、ご高齢になり、あるいはご病気のために食べ物を噛んだり、飲み込んだりする力が低下した方に対応する食べ物のことです。

今回は、言語聴覚専攻と管理栄書士専攻の学生が参加し、春の合わせ餅」というやわらかく作られた和菓子（嚥下調整食）を紹介しましたが、その前に、「マック小田（実は、言語聴覚専攻の小田先生！）のマジックショー」「声とことばの体操」「歌のコーナー」の出し物も行って、デイサービスの利用者さんたちと楽しく交流してきました。

学生たちは、利用者さんとのお話のなかで、「食」が大きな楽しみであること／どのようなお菓子を食べたいか　を伺ったり、和菓子の試食では、「一口の量が多すぎるのでは？」などの観察を行っていました。
このような現場での学びを、今後、実習に行ったり実際にSTとして仕事をする場面で活かしていきたいですね。

おかげさまで、今回のイベントは利用者さんや施設の方々に好評で、「またぜひ来てください」とうれしい言葉をいただきました。
今後、他の施設にも伺う予定です。