2022.11.25

「オレンジリボン運動」-児童虐待防止推進月間での取組み-

みなさんは『オレンジリボン運動』をご存知でしょうか。

オレンジリボン運動は、「子ども虐待のない社会の実現」を目指す市民運動です。
オレンジリボンはそのシンボルマークであり、オレンジ色は子どもたちの明るい未来を表しています。

本学では、昨年度より本運動に参画しており今年で2年目となります。

「児童虐待の防止等に関する法律(児童虐待防止法)」が2000年11月に施行されたことにちなみ、毎年11月は「児童虐待防止推進月間」として位置づけられています。

そして、その「児童虐待防止推進月間」で、今年度も本学社会福祉専攻の1年生がどのようにすれば児童虐待防止の普及活動ができるかを自ら考え、実際に活動していくという取り組みを実践しました。

具体的には、3つのグループに分かれて「自分たちに何ができるか」を話し合い、子ども虐待への、理解を深めてもらうことを目的に、グループごとに「近隣小学校へのポスター配布」「光華小学校での講義」「京都河原町駅周辺でのビラ配布」を実施しました。

本学では、ヤングケアラーの研究・活動を行う教員による講義や、家庭の事情で学習環境が整わない状況下の中学生に対する学習支援事業のボランティアの参加、さらに地域の子どもたちに食事提供を通して交流を行う「子ども食堂」など、引き続き子どもに対する支援に力を入れてまいります。

ちなみに令和3年度の「学生によるオレンジリボン運動」では、京都府で唯一の参画となりました。