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教員コラム

制度が住民をいじめてる⁉

私(教員I)もTVドラマ「健康で文化的な最低限度の生活(略してケンカツ)」を毎回観ています。生活保護のケースワーカーの奮闘に若かりし頃の自分をほんの少しだけ重ねながら…(^_^;)

 第4話の主人公の「制度が、私たちが欣也君をいじめているみたい」というセリフには、ドキッとさせられました。

 社会福祉サービスは、ほとんどが法律に基づいた制度によって運用されています。その基本理念は住民の主体性を信じ、権利を守り自立に向けて支援していくものですが、運用の仕方によっては、支援を必要としている住民を苦しめることになってしまう恐れもある、ということです。

 あくまでも、社会福祉サービスは、それらを必要としている住民のために存在しているのであり、これからの社会に求められているのは、住民に寄り添いながら、サービスを最大限に有効活用できるケースワーカーなのかなと思います。かなり理想は高いですが、これから社会に羽ばたく学生たちが、少しでも近づけるように、私たちも頑張ります!!

 

 

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  http://www.koka.ac.jp/welfare/