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社会福祉士・精神保健福祉士の国家試験が終了しました!

こんにちは。
この土日は社会福祉士の教員一同落ち着かない週末になります。
どうしてかというと・・
精神保健福祉士、社会福祉士の国家試験日だったからです。

2月6日(土)13:30~15:50の2時間20分は
精神保健福祉士の専門科目が実施されました

精神保健福祉士は精神障害者への支援を行うスペシャリストです。
そのため、下記のように専門科目も精神保健や精神疾患などに特化したものになります。

精神疾患とその治療
精神保健の課題と支援
精神保健福祉相談援助の基盤
精神保健福祉の理論と相談援助の展開
精神保健福祉に関する制度とサービス
精神障害者の生活支援システム

今年、精神保健福祉士を受験する学生は2名。
社会福祉士とのW受験となります。

この2人は、4年生になってから
就職活動、修士論文、社会福祉士国家試験勉強に加えて
精神保健福祉士実習、精神保健福祉士国家試験勉強も頑張りました。
精神保健福祉士の受験は2日間にわたります。

翌2月6日(土)10時00分~12時15分の2時間15分は
社会福祉士国家試験受験者も加わり下記の共通科目が実施されました。
福祉学だけでなく医学、心理学、社会学と幅広い領域を学ばなければいけません。

人体の構造と機能及び疾病
心理学理論と心理的支援
社会理論と社会システム
現代社会と福祉
地域福祉の理論と方法
福祉行財政と福祉計画
社会保障
障害者に対する支援と障害者自立支援制度
低所得者に対する支援と生活保護制度
保健医療サービス
権利擁護と成年後見制度

そして午後13時45分~15時30分の1時間45分は、社会福祉士の専門科目に臨みました。

社会調査の基礎
相談援助の基盤と専門職
相談援助の理論と方法
福祉サービスの組織と経営
高齢者に対する支援と介護保険制度
児童や家庭に対する支援と児童・家庭福祉制度
就労支援サービス
更生保護制度

精神保健福祉士の専門科目と比べると、児童、高齢、障害、更生と幅広い方を対象とした科目が多いことがわかります。

これらの試験は全てマークシート方式(五肢択一)で、配点は1問1点です。
150点満点中90点程度で合格とされていますが、受験年によって若干合格点が変動します。
合格点を採っていても、1科目でも0点を採ってしまうと不合格になってしまうため
本当に幅広い領域を学ぶ必要があります。

受験した学生たちが、自分たちの力を出し切ってくれたことを願います。

合格発表は3月15日
ネットで合格番号が発表されます。
それまでとっても落ち着かない1カ月になるのですが・・
試験が終わってしまった今、待つことしかできません。

「果報は寝て待て」

各会社の回答速報は即日発表されますが
正式な回答や合格点は発表日になるまでわかりません。
1点、2点の差が合否を分けます。
ですので発表される当日まで、全員合格を期待したいと思います。

受験生の皆さん、本当にお疲れ様でした。
まずは、これまで頑張ってきたこと、受験したことを労い
心身ともにゆっくりと休めてください。

社会福祉士と精神保健福祉士について詳しい説明は
社会福祉士と精神保健福祉士
をご覧ください。

浜内彩乃

☆彡社会福祉専攻のHPはこちら
  https://www.koka.ac.jp/welfare/