合格者の皆さんへ

合格者のみなさんへ

おススメ授業

社会福祉専攻に入学した後には下記のような授業を受け、学びを深めていきます。

社会福祉の原理と政策Ⅰ(1年生)
「社会福祉学とは何か?」 こんな根本的な問いについて学びます。
時代による考え方の変遷、キーとなった概念や政策についても紹介しながら、社会福祉学独自の視点を身に着けます。その上で、現代的課題とは何か?についても掘り下げます。
社会福祉学は私たちの暮らしそのものがターゲットになります。そこでの困りごとを通して、ニーズとは何か?社会福祉政策とは何か?さらに自由と平等、自立と依存など、原理にも常に立ち返りながら授業を進めていきます。
自分自身の生活での困り事が社会福祉学的に捉えるとどう理解できるのか?など、学びをとても身近に感じることができる授業です。
(千葉晃央)

発達障害と制度(1年生)
「障害」といえば、知的障害、身体障害、精神障害の3つを指し、「3障害」といわれてきましたが、近年では、発達障害も加わり「4障害」と表現されることが増えてきました。
医療・福祉・教育・・どの領域でも発達障害児(者)とその家族をサポートする機会も増え、発達障害について学ぶことは必要不可欠となっています。この授業では、発達障害がどのような障害なのかを理解し、発達障害児(者)とその家族が使える制度やサービスを理解し、発達障害児(者)とその家族についての支援方法を具体的に学んでいきます。
全15回、発達障害に関することだけを徹底的に学べる授業があるのは全国的にも珍しいのではないでしょうか。
発達障害を身近に感じてもらい、自分にできることを考える機会にしてほしいです。
(浜内彩乃)

地域福祉と包括的支援体制Ⅰ.Ⅱ(2年生)
「紅葉が枯れて道路に溜まったら、誰が掃除してるんだろう?」「災害が起こるとすぐに避難所が開設するのはなぜ?」など、日々の身近な疑問を解決するのがこの授業の目的です。
私たちは地域社会の中で生活しています。みんなが幸せに暮らせる地域を目指して活躍するソーシャルワーカーになるため、身近な問題や出来事を取り上げ「自分ならどう考えるか、どう解決するか」と思考を繰り返し、地域社会の仕組みを理解することでソーシャルワーカーの基礎力を修得します。 この授業を受けていると、新聞の記事やTV・ネットのニュースが気になって、コメンテーターの発言にも興味が湧いてくるようになりますよ。
この授業を通して、地域社会の中で生かされているのではなく、自分の足で立ち、自分の頭で考え自分の心で感じて、自分の生き方を掴み取りましょう!
(石井祐理子)

医療福祉連携論(2年生)
本科目は、言語聴覚専攻と社会福祉専攻の両教員が担当し、講義をおこないます。
社会福祉専攻に所属するなかで、言語聴覚士の役割について学ぶとともに、専門職間連携の重要性について理解を深めることができる貴重な機会となります。 また、社会福祉専門職をめざすにあたり、医療領域における社会福祉支援の意味・意義について理解を深めていきます。
病気やケガが、私たちの生活に大きな影響を与える可能性があることを知り、患者さんやご家族の生活支援の重要性について学んでほしいと思います。
(田中希世子)

ソーシャルワーク実習(3年生)
社会福祉士になるために必要なソーシャルワーク実習をご紹介します。
京都光華女子大学の社会福祉専攻では、全国的にも珍しい‟通年型実習”を行っており、3年生の5月から11月に週に1回施設や機関で学びます。週に1回の実習は、学生の負担も少なく、実習以外の日は大学で教員からアドバイスを受けることができます。実習先は、高齢者分野、障害者分野、児童分野、地域分野に分かれ、学生の興味、関心のある分野の希望を確認して、実習先を配属しています。
入学時に関心のある分野にそのまま実習へ行く学生もいますが、入学後、さまざまな社会福祉に触れ、興味のある分野が変わる学生も多いです。
自分がどんな実習先で学びたいのか、入学後たくさんの体験をして一緒に考えていきましょう!
(西川ゆかり)

社会福祉専門演習Ⅰ~Ⅳ(3・4年生)
大学生の醍醐味の1つは、「卒論」=卒業論文を制作することではないでしょうか。3回生になると「社会福祉専門演習」という名称のゼミが始まります。
そこでは、10名ほどの少人数クラスで、1人ひとりが関心あるテーマを掲げ、文献を探し、そこから気づき、1つのテーマを探究していきます。ゼミのメンバー間で意見交換をする中で、多様な視点があることを学び合います。学生時代に関心ある研究に打ち込む経験は、その後の人生の礎にもなる貴重な時間です。
どうぞ楽しみにしてくださいね。
(南多恵子)

みなさんとお出会いできることを楽しみにしています!