プロジェクト実践では、学生がテーマから関心のあるものを選択し、活動しています。
1年次に学んだプロジェクトマネジメントの知識とスキルを活用しながら、地域の企業や社会などが抱える課題を解決するためのプロジェクトを実践し、社会人基礎力を養成することを目指す科目です。
グループで取り組んでいるイベントの準備について、報告会で依頼主の方に向けて発表しました。
発表をうけて、各グループ企業の方と打合せをしました。

お邪魔したのは西陣織を若い人たちに広める方法を考えているグループ。
報告会でタンブラー、髪留めの試作やブックカバーのイメージを発表していました。
企業様に学生が考える商品をみて、率直な意見を述べていただきました。

真剣なまなざしでメモをとる学生。これはどうかと質問してみたり、担当の先生に助け舟を出してもらって、より具体的な提案に落とし込んでいきます。
実現に必要な作業の提案、予算、どのようなデザインなら可能か、生地の強度は、商品のアピール写真の撮り方、イベント場所などなど……

特に印象的だったのは、
「ストーリーを大切に」すること。
つくって終わりではない、どのように利益を回収するのか、商品が西陣織の生産者の方への支援に繋げられるのではないか、商品開発を考えるにあたり「ビジネスの視点」を学ぶ貴重な機会となりました。どこに価値を見出す？

グループのメンバーと話すだけでは気が付かない切り口からの指摘に何度もうなずき、イメージが膨らんでいった様子。

さらに詳細話し合い、もう一度プレゼンを聞いていただくこととなりました。
それまでに何をすればいい…？

自分が使ってみたい、こんなものが欲しい
からの発想だったのに。
高くなっていくクオリティに
学生のやる気も高まっていくように見受けられました。

貴重な機会をいただきありがとうございました。
学生は引き続き、グループ活動を進めていきます。

プロジェクト実践 企画報告会がありました（学生が企画を企業様にプレゼンしました）
プロジェクト実践　ブックカバー試作中（西陣織、商品企画チーム、クリームソーダ）