人間健康学群では、定められた科目の単位を取得することで、GPM （グローカル・プロジェクト・マネジャー）の資格を取得できます。GPMは、グローカル人材開発センター（以下、同センター）
が認定している資格で、スローガンが「明日の京都を支える人材をオール京都で育む」です。京都の企業、地域等と連携した実践的活動・学びである点が特徴です。同センターで、GPMは以下のように定義されています。

経済界・企業が求める人材、特に京都やその近隣企業の将来の幹部候補になりうる「グローバルな視点で物事を考える能力を兼ね備えつつ、地域経済・社会（ローカル）の持続的な発展に情熱を注ぐ」人材に求められる能力を具体化した職能資格

同センターが主催で、GPMに関するイベント「学生と企業人の交流会」に3年生ゼミ生、キャリア形成学科の先生と一緒に参加しました。

最初に、株式会社ナベル取締役会長、株式会社イシダ人事課の社員からの講義がありました。その後、京都産業大学、佛教大学、京都橘大学、龍谷大学など、京都の多くの大学生と教職員、企業の社員など多くの方が参加し、6人1グループでの話し合いを3回行いました。教員である私自身、多くの学びがありました。3年生は、ナベル取締役会長の経営理念やお人柄などに共感し、就職活動で説明会に行きたい、もっと多様な業界の経営者と接したい、との意見でした。企業人の方から、特に経営者の方から直接お話を伺うことで、学びや成長への動機がいっそう高まると、学生、教員ともに実感しました次第です。

本学の人間健康学群では、GPMの資格取得を推奨しています。また、多様な業界の企業人の方々のお話を伺い、進路形成につなげていきます。

（文責：酒井浩二）