京都光華女子大学 人間健康学群 ニュース 梅干の自作・調査の卒業研究

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人間健康学群での学習・生活

梅干の自作・調査の卒業研究

4年生の必修科目の1つとして、「卒業研究」があります。卒業研究は、指導のゼミの先生と話し合いながら、学生が関心のあるテーマで作成します。

ここでは、題目「日本の伝統食である梅干しのフィールド調査と自作による研究」の卒業研究を紹介します。幼少期から梅干しを自宅で作り食べているため、梅干しに強い関心を持ち、卒業研究のテーマとしました。

おばあさんに教えて頂きながら、画像の1から6のように、梅干し作りのプロセスをまとめました。また試食のヒアリングも行いました。私もご飯と一緒に梅干しを試食させて頂きましたところ、梅の味と香りがただよい、ご飯と合って美味しかったです。

また、梅干しを紹介・販売している専門店として、紀州梅干館 紀州梅干の梅翁園(和歌山県)、梅干しサワー専門店(東京都)、梅体験専門店 蝶矢(京都府)の3か所を来訪し、専門店内のサービス・展示の内容、スタッフの紹介内容、お客さんの様子などをフィールド調査しました。学生は、自己採点で100点満点の卒業研究と、やり切った達成感を覚えていたようです。

梅干しは、日本では平安時代から食されている伝統的な食品です。また、食欲増進、疲労回復、老化防止、腸内環境調整など、多方面で健康に良い食品です。人間健康学群では、健康に良い伝統的な食品に関する調査・研究も行っていきます。

(文責:酒井浩二)

梅干づくり1

梅干づくり2

卒業研究発表会スライドの表紙