多くの子どもと家族が幸せに過ごせるようサポートしています
Q.就職先を選んだ理由と現在の仕事内容について教えてください。
学部生の頃から、子どもと関わる仕事がしたいと考えていました。現在は心理判定員として、兵庫県の療育手帳判定にあたる発達検査を担当。6歳から17歳の子どもを対象に、DQ(発達指数)を測る検査を行っています。いずれは、子ども家庭センターの児童心理司として働く目標があります。
Q.仕事をする上でどんなことを心がけていますか?
お子さんは初対面の人と一対一で検査を受けるので、ご年齢によっては難しい場合もあります。なるべくリラックスし、楽しんで検査を受けてもらえるよう心がけています。初めに名札を見せてあいさつをするなど、一人の人間として敬意を持って接することも心がけています。また、保護者の方に対しても、検査のフィードバックを通して少しでも安心した気持ちになってもらえるよう意識しています。
Q.京都光華の学びや経験はどのように生かされていますか?
心理士にとって大切なのは、相手とできるだけ同じ目線で話をすること。学生時代、目線を合わせてじっくりと話を聞いてくれた先生たちの姿から、心理士として向き合う姿勢を学びました。共感しながら話を聞くことや、「こういう考え方があるよ」「そこまで考えなくてもいいんじゃない」とやさしくサポートすることの大切さは、仕事をする中でも実感します。また、大学からの紹介で参加したボランティアを通じて、子どもと関わるスキルを磨くことができました。