京都光華女子大学 健康科学部 心理学科 ニュース 卒業研究・卒業論文発表会報告 (1月21日開催)

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教員コラム

卒業研究・卒業論文発表会報告 (1月21日開催)

 今年度も1月末で授業が無事終了しました。昨年から考えると思いもよらない1年間でした。前期は全面的にオンライン授業でしたが、後期は授業により、対面授業、オンデマンド型オンライン授業、リアルタイム型オンライン授業とさらにそのハイブリッド型と様々な形態で開講され、通学時間がとられる中で課題に取り組む時間を確保するのは大変だったことと思います。

 このような状況の中、4年生のゼミも、対面・オンラインを適宜切り替えながら実施され、ゼミ担当教員の指導のもと、4年生は卒業研究・卒業論文の執筆に取り組んできました。 
 例年と異なり、文献を取り寄せたり、本を調べたりが、思ったように出来ない時期もありました。また、感染防止のため、心理学科の学習スペースが、飲食が禁止になったことや、コロナ時の座席の配置に変わっていたため、昨年までのように、ゼミ生同士が励ましあいながら、時にはおしゃべりしたり、おやつを食べたりしながら、遅くまで卒研・卒論に取り組むということもできませんでした。
 そのような中でも、例年と遜色なく、卒業研究・卒業論文を完成させた4年生のみなさんは本当によく頑張られたと思います。
 完成した卒業研究・卒業論文の発表会を1月21日に開催しました。今年度は、新型コロナ感染第3波がきたことをうけ、初のZoomを用いたオンラインでの発表会となりました。
 4年生は3グループに分かれ、3年生、ゼミ担当教員、その他の教員が参加する中、順に発表を行っていきました。オンラインゆえのトラブルも少々あったものの、各自の予行演習の成果もあってか、全員発表を無事終えることが出来ました。4年生は学生生活の集大成である卒研・卒論の発表を終え、ほっとされたことと思います。3年生は来年度に向けて気合が入ったのではないでしょうか。
 4年生のみなさんは、これからも今まで通りにいかないことや、思いがけないことに沢山出会われると思いますが、今できることを精一杯やりながら一歩ずつ前に進んでいってもらえればと思います。
 少し前の話なりましたが、卒業研究・卒業論文の発表会についてご報告させてもらいました。
礪波 朋子(2021/2/28)