京都光華女子大学 健康科学部 心理学科 ニュース 右京ブロック児童館まつり2016 5月21日(土)ボランティア当日② ~活動スタートから解散まで~

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学生の活動

右京ブロック児童館まつり2016 5月21日(土)ボランティア当日② ~活動スタートから解散まで~

①「オープニングまで」からの続きです】

乳幼児コーナーでの活動がスタートしました。
 
最初は右京区の役所保健部健康づくり推進課、右京区子育て支援センターなどからそれぞれの専門家もサポートに入ります。
心理学科からは相談コーナーに教員1名が入らせていただきます。
普段お目にかかる機会のすくない児童館の先生方、区の児童館に関わる部署の方々とも活動の合間に情報交換ができて、教員も勉強をさせていただきました。
 
会場はオープニング前からベビーカーを押してこられた、やや早めに到着の親子連れの姿も何組かお見かけし、たくさんの方がこのような場を必要としているのだと思いました。
もちろんイベントが始まってからは、体育館もカーペット敷きの部屋も大盛況です。
写真には来られている方のプライバシーに配慮して全ては撮影できませんでしたが、体育館の工作コーナーで、牛乳パックを使ったアンパンマンバッグ作りの活動もさせていただきました。
 
メンバーは最初のうちは対応に慣れておらず声も小さめの対応でしたが、すぐにコツをつかみ、児童館の先生方のサポートのもとで頑張りました。
すべてがうまいくわけではありません。保護者相談中のベビーシッターを担当したメンバーは、どうしてもお母さんが恋しくて泣く子どもさんを泣き止ませてあげることができず、少し気落ちしておりました。
しかしこれも勉強です。泣いていた子どもさんもお母さんと再会すると、すぐに抱っこしてもらいすぐに落ち着きを取り戻しました。
 
活動中には京都市副市長、右京区長と、次々にコミュニティトップの方も視察に来られ、このような子育て支援活動(もしくは少子化対策)へ力を入れようという自治体の方針も垣間見られました。
今後もボランティアでの活動をよろしくお願いしたいとお声かけいただき、地道にこのような活動に関わる必要性と責任を、私たちなりに再確認しました。
 
工作コーナーだけでなく、身長・体重・手形コーナーも大盛況です!子どもとちの可愛らしい小さな手、小さな足、無邪気な表情。
皆かわいい様子にメロメロです。このかわいい子どもも、いざ育てるとなると大変な体力・気力・支えが必要なことも、同時に感じ取ったのではないでしょうか。
また、会場入り口での靴袋配布、ベビーカーの誘導も、私たちメンバーも一緒にさせていただきましたが、そこでは、このような場に入ることへの親子のためらい・期待・ご家族のやりとりという何気ない光景も見せていただいたと思います。
 
学生にとっては自分たちが思っている以上に、心理学の学びにとって得難い経験をさせていただいているはずです。
 
③「閉会式までのサプライズ」へ続きます】

アンパンマン体操で乳幼児コーナーを盛り上げています。