【②「活動スタートから解散まで」からの続きです】

今回のボランティア活動でもう一つ楽しかったのは、男性保育士の皆さんによるお父さん向けの手遊びやダンスなど、ちょっとカッコいいデモンストレーションでした。
お父さんたちの中にも、照れながらも控えめに参加される人、また積極的に子どもを抱っこして参加される方、少々居心地が悪く退場される方など、様々な反応がみうけられました。

もちろんボランティアメンバーも、手の空いている者は一緒にダンスで場を盛り上げる役割と、緊張気味の親子を和ませるという２つの役割をさせてもらいました。

そしてあっという間に終了時間です。
来場者の方にお別れを告げて会場の後片づけをし、最後に今回のボランティア活動についてのアンケートを着替え用控室で書きます。
当日の右京区は、冷房はきいていたものの31℃という暑さでしたので、メンバーも疲れ気味です。しかしそれをものともせず、「着ぐるみが病みつきになった」「楽しかったなぁ」「子どもと関わることなら何でもしたい」としゃべりながらの、ゆったりとした振りかえりの時間となりました。

ぜひまた乳幼児に関わる活動をしたいというメンバーが多数います。積極的にコミュニケーションしていこうという意気込みは、彼女らが特に昨今必要とされている社会人として成長するための、大きな原動力となるはずです。

後で常盤野児童館館長のところへご挨拶に伺うと、「ボランティアの学生さんが指示待ちでなく、自主的に適切な仕事をしてくれたのでとても助かった」と、嬉しい感想をいただきました。
これからも学生・大学院生に、このような機会を提供できるよう努めてまいります。