2026.08.17 教員コラム

学生×地域で挑むジビエの魅力度向上・販売促進プロジェクト

京都光華大学 社会学部 社会共創学科では、学生と教員が地域の方々と協働し、京都市右京区京北地域の地方創生に取り組んでいます。
京北地域は豊かな自然に恵まれ、地域の約93%を森林が占めています。一方で、人口減少や高齢化、野生鳥獣による農林業被害、狩猟の担い手不足など、さまざまな地域課題を抱えています(Link
私たちはこれまで、学生と教員が自主的に学び合う「学Booo(まなぶー)」の活動として、実際に京北地域を訪れ、地域の方々との交流やフィールドワークを重ねてきました。2024年度には、京北の森林散策と地産食を組み合わせたガストロノミーツアーを実施しました(Link)。 2025年度には「ジビエ」に注目し、森林散策、ジビエ料理、京北狩猟会の方からのレクチャー、狩猟現場の見学などを組み合わせ、京北ならではの地域資源とその課題について学びました。
2026年4月には、本学の新入生交流会で「京北ジビエカレー」を提供しました。 ジビエに詳しい方からのお話を聞きながら、学生たちが実際に鹿肉を使ったカレーを味わう機会となりました。普段ジビエを食べる機会の少ない学生にとって、「まずは食べて知る」貴重な体験となりました。

こうした活動をさらに発展させ、2026年度は「京北ジビエの魅力度向上・販売促進プロジェクト」に取り組みます。本プロジェクトは京都府の「京都未来人材育成プロジェクト」に採択され、助成を受けて実施します。京北狩猟会やみやこジビエファクトリーなど地域の方々と連携し、学生が京北地域を訪問して狩猟やジビエについて学ぶほか、鹿肉・猪肉などの特徴や市場について調査します。さらに、ジビエ料理の試食・評価、新しいジビエメニューの検討・調理、SNSによる情報発信にも挑戦します。
目指すのは、「ジビエを食べてもらう」ことだけではありません。ジビエを入口として、獣害や森林、狩猟の担い手不足といった地域課題を知り、京北に関心を持ち、実際に地域を訪れる人を増やしていくことです。学生ならではのアイデアと発信力を活かしながら、京北ジビエの新たな魅力を発見し、地域の皆さんとともに「京北の未来」を考えていきたいと思います。

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