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学外活動

地域包括支援センターに実習巡回

今週は、複数の地域包括支援センターに実習巡回に行ってきました!

地域包括支援センターは、65歳以上の高齢者の方の総合相談窓口です。
医療、介護、福祉、保健など様々な事柄についての相談を受けています。

高齢者だけでなく、その家族や地域の方々から相談が入ることもあります。

地域包括支援センターには、保健師、社会福祉士、主任ケアマネジャーという専門職を必ず配置しなければいけないという決まりがあります。
これだけでも多職種連携をしながら、高齢者に対して総合的な対応をしていくところだというのがわかりますね。

地域包括支援センターには、日々、様々な方、機関から相談が入ります。
そのため、実習生も「こんなに忙しいなんて・・」と驚いていました。
「それでも実習生を受け入れてくれている」という感謝の気持ちも改めて湧いてきたようです。

地域の中心となっていることが多いため、介護や福祉といった問題だけでなく
精神疾患が絡んでいたり、家族関係の困難さがあったり、金銭的な困難さがあったり、衛生観念の困難さがあったり・・
と様々な問題が複合的に絡み合っている相談が入ることも珍しくありません。

そういった困難な状況に実習生が圧倒されてしまうこともあるようです。
人を助けたいと思って福祉の専門職を目指しているのに、何もできない・・
といった無力感を感じることもあるでしょう。

どうして支援計画通りにしてくれないのか
と腹が立つこともあるでしょう。

支援者も人間です。
様々な感情が湧き上がって当然です。
そうした時には、どうしてその感情が湧いたのか、その感情とどのように向き合うのかなどを考える必要があります。
実習の場合には、そのことを日誌に書いたり、指導者の方との振り返りの時間に話したり、授業の中でクラスメイトと話し合うことで、自分の気持ちと向き合い整理をしていきます。

こうした自分自身をケアすることの重要性を学ぶことも、実習で学べることの大きな1つです。
燃え尽きない福祉職のバーンアウト対策 ~クールヘッド、ウォームハート!

7月24日のスペシャルイベントでは、実習について在校生が話してくれます。
スペシャルイベント以外の時間は、学生スタッフとして参加している在校生に
実習や授業など聞きたいことを自由に聞くことができます。
実習は、在学中の一大イベントの一つ。
ぜひ直接話を聞いて、イメージを膨らませて下さい!

浜内彩乃

☆彡オープンキャンパススペシャルイベント
社会福祉専攻4年生に聞く!“京都光華”の実習の魅力

オープンキャンパスではミニ講義を受けることができます!
7月24日 家族が全員、小学生だったらどうなる!?~親と暮らすことについて、福祉の視点で考える~(千葉先生)
8月7日  介護をしない福祉ってどういうこと!?~児童分野の福祉~(南先生)
8月8日  相談のプロがこっそり教えるテクニック!~「寄り添う」とは~(石井先生)
8月22日 友達に会いたくない…“スクールソーシャルワーカー”と“スクールカウンセラー”に相談してみた!(浜内先生)

☆彡ミニ講義を聞きたい人は↓をクリック
https://www.koka.ac.jp/opencampus2021/schedule/0724.html

☆彡社会福祉専攻のHPはこちら
  https://www.koka.ac.jp/welfare/