京都光華女子大学 人間健康学群 ニュース 人間健康学群の進路イメージの1つ:医療事務

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教育研究⑤:医療機関

人間健康学群の進路イメージの1つ:医療事務

人間健康学群の進路の1つとして、医療事務があります。医療事務は、専門性を発揮できる、求人数が多い、日本全国どこでも就労できるなど多くの理由で、特に女性に人気の高い職業の1つです。以下は、人間健康学群での医療事務の就職に直結する学び過程となります。

 2年次:医療事務に関する関連科目を受講して専門知識を修得
 2・3年次:医療事務のインターンシップ研修
 3・4年次:医療事務の資格試験の勉強をして取得
 4年次:就職活動、内定
 卒業時:医療事務職に就職

上記の教育プログラム内容は、医療事務の資格を取得できる大学間で概ね共通していると思います。本学の人間健康学群で取得する意義は、主に以下の2点にあると考えています。

1.人間健康群の学び:クライアントのトータルな健康の理解
病院には、多様な年齢、症状、生活環境の方が来られます。栄養学、運動学、心理学、教育学など幅広く健康について学ぶことで、医療事務的な能力に加えて、クライアントの健康と生活を理解できる職員を目指せます。
2.光華の在籍:仏教精神の理解
本学の建学の精神である「仏教精神に基づく女子教育」の環境下で、相手を思いやる心を持つ、相手の立場に立って考えられる、人の役に立ちたい熱意のある、またこうした精神を行動に移せる職員を目指せます。

人間健康学群では、4年次の新卒での医療事務への就職を進路イメージの1つと考えていますが、医療事務は転職しやすい職業の1つにもなっています。ブログ記事で、卒業生が就業について3年生にスライド紹介頂きました中に、転職の経験についても紹介され、転職先が歯科の事務で現在に至っています。卒業生は大学3年次に医療事務の資格を取得していて、転職しやすかったそうです。歯科の事務職への転職により、雇用条件や就労環境が良くなったそうです。

もちろん、医療事務は人間健康学群の進路イメージの1つです。ブログ記事のように、健康関連の民間企業、公務員など、大学での学び・経験を通じて、教職員とも相談しながら、じっくり進路形成できます。やりがいの感じられる、豊かな人生につながる職業に就けるよう、われわれ教職員が支援していきます。

(文責:酒井浩二)