ライフデザイン学科には、自分の好きなデザインのドレスなどを、一から作ることができる「ファッションクリエイティブ演習」という授業があります。本来は実習の授業ですが、今回は遠隔授業となり、受講する学生10名と講師の中山先生が、Zoomなどのツールを使ってやり取りをし、全員がオリジナルの作品を仕上げることができました！ 

 実際にドレスを完成させた2年生のM.Kさんと講師の中山先生に、コモンズOがインタビューしました！ 

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　遠隔授業でドレスの製作は大変だったと思います！実際やってみてどうだった？ 

　ドレスを製作した経験はなかったので、すごく大変でした。「これであってるのかな？布を間違って縫ってないかな？」などの不安は最後までありました。あと本来だと先生や友達とお喋りしながら作ることができるのに、Zoomの画面だけだったのでひたすら1人で寂しかったです。  

　今までにミシンを使った経験はあったの？ 

　ミシン経験はあります。高校生の頃に浴衣を製作する授業もありましたし、1年後期の授業でも簡単なブラウスやスカートを製作していました。ただ全然得意ではないです…。 

　今回製作したドレスについて、デザインのポイントなど教えて！ 

　動くと軽やかに揺れるレースがポイントです。より柔らかな印象になるようにアイボリーの生地を使用して、ヴィンテージ風のドレスに仕上げました。 簡単なところは大丈夫だったのですが、複雑になってくると不安でしかなくて大変でした。でも分からないところは先生が何度も説明してくださったり、細かいところは先生が実際に説明しながら撮った動画を送ってくださったり、丁寧なサポートに感謝してもしきれないくらい本当に助けてもらいました。 

　最後に、この授業を受講した感想を聞かせて！ 

　最初は遠隔授業で製作することが決まって1人で作れるのかと本当に不安でした。ただ、進めていくにつれ少しずつドレスの形になっていく楽しさはすごく大きかったです。ほとんど自分ひとりで製作できたことを誇らしく思いました。完成したドレスは達成感に満ち溢れ、とびっきりに可愛くてしばらく見惚れていました。私の理想のドレスに仕上げることができて大満足です。 

　中山先生、遠隔授業お疲れさまでした。M.Kさんをはじめ、受講した学生へコメントをお願いします！！ 

　対面での授業なしで遠隔授業だけで製作するのは、みんな初めてのことで大変だったと思います。でも全員、無事に作品が完成してうれしかったですね。感動しました。 
M.Kさんも、ステキな作品に仕上がりましたね。レース生地や薄い生地を縫うのは難しかったと思いますが、キレイに縫えていましたよ。みんな授業時間外でも積極的にどんどん質問してくれて、作品への思いがすごく伝わってきました。 
本当に全員よくがんばったと思います。どの作品もすばらしいです！ 

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M.Kさん、中山先生、ありがとうございました！ 

慣れない遠隔授業のうえ、初めてのドレス製作は想像以上に大変だったと思います。どんな状況でもあきらめることなく、学生一人一人が努力を重ねてきたからこそ、ステキな作品に仕上がったのだと思い、感動しました。 

今回は、M.Kさんの作品をご覧いただきましたが、まだまだステキな作品が多数あります。次の機会にご紹介したいと思います！