こんにちは。
ライフデザイン学科ファッション分野担当の青木です。

ひとくちにファッションといっても、それにまつわることがらってとてもたくさんありますよね。服作りには必ず欠かせない染め工程。その中でも、私が特に専門としているのがいわゆる「草木染め」と言われるものです。

みなさん、昔の服は全て植物で染められていたこと、ご存じですか？植物の中には、赤や黄色、青や紫といったびっくりするようなきれいな色を持っているものが時々います。昔の人はそういった植物たちを見つけては様々な美しい色で衣服を彩ってきました。

例えば写真のシルクストール。このショッキングピンクを染めるのは紅花（べにばな）という植物です。山形県が有名な産地である紅花。その花弁を採取して揉み出して染めます。

実はいま、この紅花のドキュメンタリー映画の製作が進行中です！

私も大学で紅花研究の傍らこの映画製作のお手伝いをしていまして、先日は大阪の住吉大社の取材に同行しました。なぜ紅花の映画を撮るのに住吉大社なのか？来年10月公開予定のドキュメンタリー映画「紅花の守り人」でぜひその答えを見つけていただければ嬉しいです！