京都光華女子大学 短期大学部 ライフデザイン学科 ニュース “模擬”ではない“本物”の結婚式を開催しました

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“模擬”ではない“本物”の結婚式を開催しました

こんにちは。ブライダル分野担当の小山です。

 8月22日(日)オープンキャンパスの日に、“模擬”ではない“本物”の結婚式を学生が開催いたしました。

 COVID-19の感染拡大はブライダル業界にも大きな影響を与えています。公益社団法人日本ブライダル文化振興協会の調査によると、2020年度、結婚式の延期や中止を余儀なくされた方はおよそ24万組に上り、これは1年間に挙式するカップルのおよそ80%に影響があったことになるそうです。

 ライフデザイン学科の卒業生のなかにも、COVID-19の感染拡大で結婚式の開催を諦めている方がいました。前期の授業「ブライダル演習」では、その先輩のために“模擬”ではない“本物”の結婚式をプロデュースすることにしました。

 学生たちは、これまで必要とされていたブライダルに関する知識やスキルはもちろん、「挙式に伴う感染症対策」という新たなブライダルの必須スキルを学び・修得した上で、本企画に臨みました。そして、打ち合わせは対面に加えてオンラインも併用し、新婦のご友人をお招きする代わりにメッセージや動画でサプライズムービーを上映するなど、これからの時代に相応しい結婚式を目指しました。さらに、ブライダルプロデューサーとして活躍している先輩に、プロの視点から、進行、演出、装飾、そして当日の運営に至るまで、アドバイスをいただき、無事に“本物”の結婚式を開催することができました。コンセプト「WARMNESS DAY ~一瞬一時を一生の思い出に~」の通り、会場は温かな雰囲気に包まれ、感動的な時間が流れました。


 実際に結婚式をプロデュースした学生のコメントをご紹介します。

 「約半年前から準備を始めてやっと今日、無事本番を迎えることができました。これまで本当に大変でそれぞれいろいろな思いがあるかと思いますが、最後は感動的な挙式を作り上げることができて良かったです!
挙式をプロデュースするという経験はなかなかできることじゃないし、今後もこのような機会はなかなかないと思います。この貴重な経験をこのメンバーでできて良かったです。」

 

 そして、新婦さんからは結婚式後に以下のコメントをいただきました。

 「今日まで 本当にお疲れ様でした! それと こんな素敵な思い出を大好きな人達と作れて良かったです。思い通りの可愛い装飾で、今日だけで終わってしまうのが勿体ないくらいでした!本当にありがとうございました!
就活しながらのこの授業や準備で大変だったと思います。残りの学生生活めいっぱい楽しんでください‎。
旦那も『クオリティに感動した! 来れてよかった!』って言ってました。」

学生スタッフのみんなで記念撮影♪〈※撮影時のみマスクを外しています〉