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教員ブログ

商店街から社会を知る

こんにちは。デザイン企画分野の羽深です。

大学ではデザインや商品企画に関する分野の授業を担当しています。 

私が担当する授業のなかで、今年の後期から新たに開講する1年生の科目「ライフデザイン・コンピテンシー(LDC)Ⅱ」があります。この授業は自己を知り、社会と交わり、未来を築く力を身に付けるために、特に2番目の項目である「社会と交わる」にポイントを充て、実際に学生が地域や社会に触れ、地域や社会の抱える問題についてその要因を収集し、現状を理解して共有します。

今年度は4つのテーマに別れて、それぞれ授業が開講されますが、私が担当する授業は商店街をテーマに、京都市東山区にある今熊野商店街振興組合と京都府商店街創生センターの協力を頂いて行うことになりました。

授業を行うにあたり、春から今熊野商店街振興組合と、商店街創生センターと、授業の内容や学生による現地調査の進め方について打ち合わせを重ねました。818日には商店街の理事会に参加させて頂き、商店街の皆様に説明と協力のお願いをさせて頂き、無事に活動の承認を頂く事が出来ました。

今回の授業は、「学生が商店街を通して社会を知り社会と交わる」ことが目的となりますが、私が担当するデザイン・企画分野では、実際にモノをデザインする授業だけでなく、「商品企画論」や「ユーザー体験価値デザイン」など、コトをデザインする授業があります。特にユーザー体験価値デザインでは、「モノを売る時代からコトを売る時代へ」をテーマの柱にしており、今回の授業をスタートに、今熊野商店街の活性に貢献できるような中長期的な活動に繋げていきたいと思います。 

実践的な学びができる授業ができる授業がライフデザイン学科にはたくさんあります。詳しくはこちらから♪