みなさん、こんにちは。ライフデザイン学科の小山です。

春は別れと出会の季節。本学でも卒業式に続き、入学式が行われ、新たに82人の新入生をお迎えしました。





早速、新入生の特徴をみなさんと一緒にデータで見てみたいと思います。

■進学満足度

ぜひ入りたいと思って進学を決めた：87.8％
まあ満足して進学を決めた：12.2％
やや不満足だが進学を決めた：0％
やむを得ず進学を決めた：0％


表1　2022年度生　進学満足度



■進学を決めた理由　ベスト５

１位　幅広い知識や教養が身につく
２位　目指す資格や免許の取得に有利
３位　社会で役立つ実践的な能力が身につく
４位　教職員の対応が良い
５位　面倒見の良い大学である

これらのデータ（※1）から、ライフデザイン学科の入学生はほぼ全員が満足感を持って入学し、本学科の特徴である「多様な学び」に期待を寄せていることが窺えます。

そして、こちらが新入生のリアルな声です！！

・学びたい分野を一つだけではなく、同時にいくつかの興味がある分野を選ぶことができる。授業ではグループワークを主に学習を進めたりする場もあり、学力だけでなく、社会での活躍 のために必要な力を身につけていくことができる。課外活動も多く、地域の方々と実際に交流し、現在の社会に直接触れ、自分のなりたい将来像を 目指すための知識を身につけることができ、大変恵まれている。このように、常に「一足先」に社会で活躍することが可能で、そこで求められる優秀な人 材を二年で輩出されている、とても先進的な教育を受けることのできる学科。

・2年間で4年間分の学びができ、基礎的な教養を身につけるとともに幅広い分野での専門的な知識や技術を学ぶことができ、在学中に多くの資格取得を取得することが可能。社会で活躍する多くの人との交流を深め、数多くの経験をすることで、実社会で必要となる社会人基礎力を養うことができる。勉強以外にも、課外活動での取り組みで学生自ら企画し実施するマンスリーイベントなどがあり有意義な学生生活を過ごすことができる。

さらに、3月19日に卒業した学生は、どのような成長を遂げて社会へ羽ばたいていったのでしょうか？

表2はPROG（※）スコアの2020年度生の入学時と卒業前の2時点の結果です。2020年度生はコロナウイルス感染症の影響を受け、入学式も挙行できず、入学時からオンライン授業という未曾有の環境での大学生活のスタートでした。それにもかかわらず、「親和力」「実践力」はほぼ変化が見られませんでしたが、それ以外の項目は伸長が見られました。PROGで測定する能力はLDCの能力との親和性も高いため、2年間でLDCが育成されたことが窺えます。この理由は、もちろん学生ひとりひとりの努力です。加えて、コロナ禍でもLDCが育成されるよう、アクティブラーニングを導入した双方向性の高い授業、実践的な産学連携型授業が運営できたことも要因となっています。

また、分析の結果、PROGスコアの伸長が高い学生は、「グループでの議論で、リーダーや司会の役割を担うこと」「多くの人の前で発表・プレゼンを行うこと」「目標に向かって懸命に努力したこと」の経験が多かったことも明らかになりました（表3）。この３つの経験は何ら特別なことではなく、ライフデザイン学科の授業で経験できることばかりで、授業への取り組み方が成長の「鍵」ということが分かります。

「意欲が高い仲間」と一緒に、「LDCを育成」し「2年間で4年分の成長」を遂げ、社会で活躍したい人には、おすすめの学科です。


表2　2020年度生　PROGスコア2時点の変化



表3　2020年度生　PROGスコア伸長群と学生時代に経験

※1　 2022年度4月入学予定者を対象にアンケートを実施。実施日： 2021年12月20日~2022年3月13日。回答者数：74人。

※2　PROGとは、河合塾とリアセックが共同開発したジェネリックスキルの成長を支援するアセスメントプログラムです。社会で求められる汎用的な能力・態度・志向といったジェネリックスキルの測定が可能です。