ライフデザイン学科の友人のお姉さまが結婚式を挙げることになり、「実際に結婚式に使用するウェルカムボードの作成をして欲しい」という依頼を受け、今回、私たちがウェルカムボードの作成をさせて頂くことになりました。

ウェルカムボードの制作を始めるにあたって、まずチームの皆とどういった思いで取り組んでいきたいと考えているかなど話し合いからスタートしました。それぞれの考えを話し、一つの目標に向けて取り組んでいこうと作成を始めました。また、コンセプトを決め取り組むことにしました。そのコンセプトが「Thank you」です。新婦様からゲストへ、親族、新郎全ての人への感謝の気持ちを込めて、そして、私たちメンバーに任せていただいた新婦様への感謝の気持ちを込めてこのコンセプトに決めました。

そして、新婦様とzoom越しにお話しさせていただきどういったイメージをされているか好きな色はあるかなど、新婦様自身の事や、結婚式について沢山お聞きかせ頂きました。新婦様とのお話を通して、チーム内でどういった雰囲気のものにするかや文字はどういう形で配置するかなど、様々なことを隅々まで話し合いました。

新婦様のイメージされていたウェルカムボードの形が、ボードにお花のリースがついているものをご希望されていたので、リース作りにも力を入れました。しかし、リースを作るといったことは、これまで経験したことが無かったため、リースの講習を受け、先生からたくさんのアドバイスをしていただきました。リースの作り方のお話を聞くと知らないことがたくさんあり、お花の挿し方で印象が変わること、リースへの挿し方やお花の種類など、本当にたくさんの知識やスキルを教えていただきました。

新婦様へお渡しする日程までに完成するようスケジュールも意識して皆で取り組みました。進めていくにつれ問題点が出てきたり、より良い物を作るために何度も話し合いを続けながら、取り組んでいきました。

お渡し当日、新婦様がどのような反応をしてくださるか、緊張の半面ウキウキした状態で新婦様の到着を待っていました。新婦様にウェルカムボードを見ていただいた瞬間、「可愛い、素敵」と言っていただく事が出来ました。
その瞬間、今までやってきて良かったなと感じました。

今回のウェルカムボードを作成してみて、初めは素人の私たちが実際に挙げられる結婚式で使われるウェルカムボードの作成をしても良いのかと思っていましたが、とても貴重な機会を頂けて、チームの皆とも話し合いをしながら協力して取り組むことが出来たので、とても良かったなと思います。そして、今回のウェルカムボードが満足のいく物に作ることが出来たのも、協力してくださった、方々がいたからこそ出来たものだと思うので、本当に感謝しています。
一つの結婚式には、本当に沢山の人の力があって出来ているんだなと改めて思うことが出来ました。

最後に、今回このような貴重な経験をさせて頂きありがとうございました。新婦様の喜んでくださっているお顔を見た瞬間、こちらもとても嬉しい気持ちになりました。末永いお幸せを願っております。ありがとうございました。



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「担当教員からひとこと」

C.Iさん、このプロジェクトへの参加、本当にありがとう。夏にリアル挙式に携わったメンバー５人だからこそ、このプロジェクトも成功させることができたと思います。みんなが新婦様のために作成したこのウエルカムボードは、「感謝の気持ちNo.1」だと自信を持って言えます。

新婦様へ
私たちにウエルカムボードの制作をお任せくださり本当にありがとうございました。ご結婚誠におめでとうございます！！

小山　理子