京都光華女子大学 短期大学部 ライフデザイン学科 ニュース 日本人の「30人に1人」がライフデザイン学科の授業を体験!?

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日本人の「30人に1人」がライフデザイン学科の授業を体験!?

こんにちは。
ライフデザイン学科でデザイン企画分野を担当している羽深です。

私が担当する「デザイン概論」では、実社会で活躍する現役のデザイナーを特別講師としてお招きし、いままさに世の中で起きている様々なデザインに関する事を学生に伝える授業を行っています。

今年は福井県越前市にある株式会社Lakuraの代表取締役の杉谷昌保さんに来て頂きました。杉谷さんは福井でデザイン事務所を開設される前は、日産自動車グローバルデザイン本部に所属するカーデザイナーとしてセレナ、エルグランド、リーフといった車のデザイン開発業務に従事されていました。当時、私も同じスタジオで同じプロジェクトを2年間一緒に担当していたこともあり、ご協力をお願いしたところ快く受けて頂きました。当日はご自身が担当されたリーフを運転され、福井から京都光華女子大学短期大学部に来校されました。

授業では、杉谷さんがプロダクトデザイナーを目指した理由から始まり、プロダクトデザイナーという職業がどのような仕事なのかをご自身の経験を交えて学生に判りやすく伝えて頂きました。デザイナーというとデザインを追求し、ただカッコいい商品を作る職業のイメージもありますが、実際には安全性や機能性、コストなど様々な要件や制限の中で、お客様の生活に彩を提供できる新しい商品を生み出す事の大変さ、その中での仕事の楽しさや働きがいを語って頂きました。

授業の後半は、杉谷さんが「ものづくり」の楽しさを体験してもらう事を目的に、企画・開発・販売を行っている真空成型機を使い、プラスチックの平面シートが一瞬で立体になる瞬間を学生に体験してもらいました。

学生は歓声を上げてその瞬間を体験したのですが、その様子を撮影した「14秒間」の動画を、学生の許可を頂いたうえで私個人のインスタグラムにアップしたところ、再生回数が1週間で429万回を記録! まさに良く言われる「バズった!」状況がいまも続いています。

動画を見た人の96.1%が日本人ということなので、最終的には今回の授業のワンシーンを日本人の30人に1人くらいが目撃して頂くことになるのではないかと推測してます。

この記事を読まれて、バズった授業が気になった方はインスタグラムで「#京都光華女子大学短期大学部」と検索してみて下さい。平面が一瞬で立体になる瞬間を体験してみましょう。