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専門分野コラム

“もちもち”は世界を制すのか?

こんにちは! ライフデザイン学科でフード分野を担当する桑島千栄です。 

みなさんは“もちもち”の食感、と聞いて、どんな食べ物を想像しますか?―――はい、桑島家、予約できました、ミスドのもっちゅりん!!スマホ片手に頑張ってたのは娘ですが(笑)。昨年から食べよう、買おう、と言っていたのも娘ですが(笑)。
昨年食べ損ねた「もっちゅり食感」とやらが実際にどんなものなのか、娘よりも実は母がひそかに楽しみにしております!!

ということで、今回はもっちりもちもち食感の話を。

日本人って、もちもち食感が大好きなのですよね。日常の主食である米(うるち米)も、長い年月をかけて品種改良されて、より噛んだら甘くて適度な粘りのあるもちもちした品種を作り上げてきました。また、いわゆるハレの日の御馳走・神聖な食べ物の象徴であるお餅もいわずもがな、びよ~んと伸びるもちもちが魅力でもあります。うるち米やもち米があったからもちもち好きになったのか、もちもち好きだからさらにもちもち食感を求めたのか・・・いずれにせよそんな日本には、当然のように食感に関するオノマトペも豊富です(食感オノマトペも、娘が大学時代に書いていたレポートの受け売りです)。

では、世界的にはこの「もちもち食感」、受け入れられるのでしょうか?

Geminiに聞いてみました。

―――海外、特に欧米圏では、日本人が好きなもちもちとは180度異なる「クリスピー(サクサク)」や「クランチ(ザクザク)」といった音が出る食感が圧倒的な人気を誇っています―――

とのこと。たしかに音の出る食感、ASMR界隈でも常に人気ですよね。

さらにGeminiがいうには、海外で「もちもち」がウケにくいのは、生焼けや粘土を連想させる、窒息しそうな恐怖感、からだそうで、かつて日本のお餅は海外で「最も不人気な日本食」の1つに挙げられるほどだったそう。

ところがこの忌避感のあった「もちもち」が、昨今は海外でも「Mochiブーム」として受け入れられているとか。雪見だいふくスタイルの「Mochi Ice Cream」がアメリカを中心にヒットしたり、SNS発信で、アジア発のタピオカやミスドのポン・デ・リングインスパイアの「Mochi Donut」がバズったりして、「もちもち=おしゃれでおいしい」という認識が昨今急速に広まっているようです。その発祥は台湾発のQQ文化(QQ=弾力があって、噛みごたえのあるもちもち感)。タピオカに代表されるこのQQ文化は、癒し食、アジアのアルデンテ、と評され、五感で楽しむポップカルチャーとして世界的に爆発的なブームを巻き起こしているそうです。

いやあ、今回はもちもちから米の話を書こうかなとGeminiにちょっときいてみたら、「エンタメと化した食感文化」なんて面白い話がとびだしてきました(フード担当なのにトレンドについていけてなくて汗)

さて、みなさんはどんな「もちもち」が好きですか?ぜひ、フード分野の授業で教えてくださいね!