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授業活動

AIの授業を受けた学生の声

こんにちは。

情報系の授業担当の破田野です。

以前も触れましたが、私が担当しているコンピュータ概論という授業では、AIの使い方を紹介しています。この授業では、コンピュータの仕組みを学び、簡単なプログラミングを経験したあと、生成AIの様々な使い方をしっかり学びます。どんなことを学ぶのかは今後改めて紹介しますが、ライフデザイン学科が約束している「2年間で4年分の学び」が得られるように工夫しています。

 

今回は、そんなコンピュータ概論の授業を受講した学生の声をお届けします。約3ヶ月、15回の授業を終えた約70名の受講生に、回答内容を後輩や学校の先生に向けて発信することを伝えたうえで、Webアンケートに協力してもらいました。

 

まず質問したのは、今後もAIを使うかどうかです。私は大学でプログラミングやCG制作などの授業を担当してきましたが、せっかく様々なスキルを身につけても、授業が終わったら使わなくなってしまうことが少なくありません。では、AIの使い方を学んだ受講生たちは、どうでしょうか。回答は以下のとおりでした。


なんと96.9%の人が今後も使うと回答しました。また、76.9%の人は積極的に使うとしていて、40%の人は新しい使い方にも挑戦すると回答しました。AIは、使い方を知れば知るほど便利になりますし、自分で新しい使い方を思いつくこともできます。そのことを実感すると、どんどん使いたくなるのだと思います。なお、「絶対に使わない」とした方は、他の回答の内容から考えて恐らく回答ミスなのですが、公平にするためそのまま集計しました。

 

 

次に質問したのは、学校でAIを使ってもよいかどうかです。最近は、課題や作品づくりなどをAIに「丸投げ」してしまう人が増えていて、教育の現場ではよく問題になります。特に小学校、中学校、高校では、生徒や児童にAIを使わせていいのかどうか迷っていると聞きます。これに対して、AIの使い方を学んだ受講生の回答は以下のとおりでした。

これは自由記述の結果を分析したものです。最も多かった意見は「条件付きで認める」というもので、4人に3人がそのように回答しました。次いで「反対・慎重」で、「積極的に認める」が最も少ないという結果になりました。AIを学んだらAIを使うことに全面的に賛成するのかというと、そうではないことがわかります。その理由としては、AIを使うと思考力や創造力が低下する恐れがあることや、AIに丸投げする人が出てくることなどが挙げられていて、学生も先生方と同じ問題意識を持っていることがわかりました。では、どんな条件を付けるといいのでしょうか。受講生の意見は以下のとおりです。

丸投げを防ぎ、成長につなげるためには、まず自分で考えること、そして教える側はAIを禁止するのではなく、正しい使い方を教えることが大事だという意見が多く寄せられました。このことから、受講生の多くは「今後もAIを使いたい」けれど「丸投げをしたいわけではない」と思っていることがわかります。また、丸投げしてしまうのはAIの使い方や使う場面を教えていないからで、適切に教えれば様々な問題を回避できると考えているようです。

 

では、様々なAIの使い方を学ぶと、どんな「いいこと」があるのでしょうか。AI利用にまつわる問題を回避する以外にも、受講生からは以下のような意見が寄せられました。



これらもすべて受講生の自由記述をまとめたもので、授業で教えたわけではありません。たった3ヶ月、15回の授業でしたが、AIの使い方を学ぶことで、受講生は様々な面で成長を実感できたようです。これは私の手腕というよりも、AIの影響が大きいと思います。Iは、こちらの試みに対して頭ごなしに否定することがなく、何度でも何らかの応答を返してくれます。そのような「対話」が多くの「できる」を増やしていった結果、このような成長が実感できたのだと思います。改めて、すごい時代になったなぁと感じます。

 

以上、長くなりましたが、今回は受講生の声をお届けしました。