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教員紹介&メッセージ?

皆さん、こんにちは!

肌寒い季節になりましたね~?

今日は、公衆衛生看護学の「キット彩乃」先生をご紹介しますね(^^♪

Q:看護師を目指したきっかけは何ですか?

A:高校3年生の時にマザーテレサの本を読み、看護師になろうと思いました。
本の中だけでしたが、初めてインドにおける貧困、差別、カースト制度などの実情を詳しく知り、無知な自分が恥ずかしくなったことと同時に、少しでも貧しい人の役に立ちたいと思ったことを覚えています。
大学に進学後はお金を貯めてインドを始め、発展途上国と呼ばれる国々をまわりボランティアなどを行いました。そこで現地の人々の生きる力の強さを感じ、「何かしてあげたい」という思いではなく「彼らと一緒に何かしたい」という気持ちに変わり、卒業後は国際看護に携わる道を模索しました。

Q:看護・保健師・助産師または教員の仕事の魅力は何ですか?

A:保健師の魅力は何よりも地域に出て、地域の人々と健康について一緒に考えられることです。教員の魅力は看護職を目指す学生さん達と社会の様々な課題について一緒に考え、議論できることです。学生さんから学ぶことは多く、出てくるアイディアに驚かされることもあります。そして、社会人になった卒業生とその後も付き合いが続いていくことも魅力の1つです。

Q:先生のご研究、ご関心のあるテーマについて教えてください。

A: 現在は母親における育児不安の関連要因を研究しています。またそこから派生して青年達が親になる準備性がどれくらい備わっているかということとその関連要因を研究しています。また、2020年に改正された児童虐待防止法で、家庭内における体罰が禁止されました。日本ではいまだに体罰容認論が根強いですが、青年期から「体罰を用いずに子どもを育てる重要性」を理解することが大切であり、そのためのプログラム開発も今後行っていくつもりです。

Q: ストレスの解消方法を教えてください。

A: 子どもと一緒にキャンプやバーベキューなど自然の中でアウトドアを楽しむことです。その他には旅行が好きで、新型コロナウィルスの感染が拡大する前は日本各地、またヨーロッパやアジアなどへ旅行に出かけて、非日常を味わってストレスを解消していました。

Q: 看護学科を目指す高校生へメッセージをお願いします。

A: 看護学の世界は奥が深く、看護を提供するには、社会学、医療人類学、心理学など様々な分野の知識も必要となります。同時に、看護学では、日々の生活を営む生身の人間を対象とします。つまり、様々な価値観を持った人たちに寄り添うことになります。
高校生の間にぜひ、自分の興味関心のない事でもチャレンジしてみてください。失敗してもいいです。失敗から学ぶことは多いです。そして、その学びが自分の糧となっていきます。高校生の間に様々なことにチャレンジし、自分の得意分野を見つけ、もしくは強化し、何にでも粘り強く取り組む力をつけて大学に進学してください。京都光華女子大学で一緒に看護学を学んでみませんか。みなさんの入学を待っています!

~キット先生、ありがとうございました! 前回のブログで『光華オリジナル@オンライン海外研修』を発信しましたが、キット先生は、その研修の協力をして下さっています~♡


本学科には、キット先生の他にも、海外で活躍されていた先生が複数いらっしゃいます。

高校生の皆さん、是非、本学の先生たちと一緒に、グローバルな視点で看護とヘルスケアについて学びましょう!☆彡