この日お越しいただいたのは犬の訓練士をされている先輩です。今までと全く違うお仕事。馴染みもあまりない…でも犬や猫と暮らしているなど講演が始まる前から少しそわそわした雰囲気の教室。講演には警察犬のトライくんも来てくれました。小さい姿に驚く学生たち。静かに講演に耳を傾けました。
一度就かれた仕事をやめてフリーランスという選択をされた先輩。経歴に興味をもった学生もいたようです。
大学を卒業されてからどのような過程をたどり今のお仕事にたどり着いたのか、
きっかけとなった出来事をはじめ、資格をとる勉強のこと、災害救助犬や嘱託警察犬のお仕事についてもお話しいただきました。

フリーランスでのお仕事、メリット・デメリットも教えていただき、こういう働き方があるのかと選択肢として受とめた学生もおりました。一人でどのような業務をこなされているのか、直接お話しを聞けてこれまでよりもイメージが湧いたようです。自分の中の違和感に気づき周りに相談する大切さも学びました。経験を積んでいけば出来る・大変の分別がつくとお話しされていましたね。

大学では別の学問を学ばれ、訓練士の勉強を別の学校で勉強され、いまでも積極的に勉強されていると知って驚いた学生のいるのではないでしょうか。「学び」に終わりはないのですね！

「好きなこと・興味のあることは率先して追及するそして続ける」というお話がありました。印象に残った学生が多く、感想でもよく取り上げていました。
↓↓以下感想↓↓
何にでも前向きに、良いと思ったことは継続して積み上げていくことを大切にしていきたいと思うことができました。
講演を聴き、大切だと感じた事は、良いと感じたものは継続していくということです。私は、良いと思った事でも、面倒くさいと感じ、続かないことが何度もありました。今回のお話を聞き、面倒くさいと感じることでも、諦めずに続けることが、良い結果につながっていくと感じました。
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また「ターニングポイント」を大切にされていました。
先輩はこれまでの訓練方法に「？」を持ち、調べられて新しい訓練方法に出会ってメソッド転換されたことを挙げておられました。「犬にとってどうか」を考えること、安心したら犬の行動も変わる。失敗したら𠮟りつけるのではなく、成功したら褒める・失敗しても何も起こらない、環境設定がいかに大切か教えていただきました。

加藤先生とのやり取りの中で、「天職」という言葉が出てきました。ご自身のお仕事、動物のことについてお話しされている姿はとても素敵で、動物へのやさしい気持ちが伝わってきましたね！こんなふうに向き合えるお仕事に出会いたいと思わずにはいられない。

学生の感想では↓↓↓
「天職」とおっしゃっていて、人生でそこまでやりがいを感じられる仕事に就くことができるのはなかなかないと思うのですごいなと思いました。今はあまり先のことまで考えることはできていないのですが、長く続けることが大切だと分かったので自分に合っていて長く続けることができる職につけるようにしていきたいと思いました。
初めに選択した道が自分に合わなかったとしても、その経験をプラスとして捉え、活かすことが大切であるということを改めて感じました。その経験を諦めずに積み重ねることにより、最終的には天職であると胸を張って誇りに思うことができるということを知り、様々な取り組みに挑戦していきたいと思いました。
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天職だとおもったのは、いつですかという問いに、30歳くらい答えられました。
これまでの講演をうけて、30歳で一度答えがでるのでは……と考えずにはいられませんでした。

最後に、いつかいかせるかもしれないから前向きに取り組むこと、若いんだから失敗したらいい、自分の軸を持ってぶれないようにしてみて、という言葉で締めくくられました。
学生は自分のこれからの４年間に落とし込んで「こうしよう」「こう考えてみよう」と目標を作れたことと思います。
貴重なお話をありがとうございました。

講義の様子「女性の生き方・働き方」①（その1）（ブライダル業界で働く先輩）
講義の様子「女性の生き方・働き方」①（その2）（ブライダル業界で働く先輩）
講義の様子「女性の生き方・働き方」②（その1）（営業職の先輩から）
講義の様子「女性の生き方・働き方」②（その1）（営業職の先輩から）
講義の様子「女性の生き方・働き方」③（販売職の先輩から）