京都光華女子大学 こども教育学部 こども教育学科 ニュース 保育実践演習の授業紹介④~鑑賞会・発表会の様子

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保育実践演習の授業紹介④~鑑賞会・発表会の様子

◆これまでの活動

保育実践演習の授業紹介①

保育実践演習の授業紹介②

保育実践演習の授業紹介③

 

保育実践演習、いよいよ発表会です!

発表の前に、完成した園舎模型とパンフレットをお互いに鑑賞しました。学生たちは、他のグループがどんな保育園を作ったのか興味津々で「プラネタリウムがある!」「生き物がいるところがいいね」「乳児と幼児で棟をわけてあるね」など各グループの工夫に感心しながら、一所懸命に見ていました。

 

発表会では、スクリーンに映像を映しながら、それぞれの園について説明しました。

パンフレットの紹介では、保育方針や一日のスケジュール、年間行事など、その園で何を大切にし、どんな保育方針で、何が行われるか具体的に話しました。食育を大切にする園、自然体験を行う園、育児担当制にして園児との関わりを大切にする園など、各グループが大切にしたい子どもの姿、保育観が表れていました。

 

園舎模型では、乳児と幼児の活動の違いを踏まえて園庭を分ける、園児が落ち着けるためのお部屋を設定するなど、これまでの授業で学んだことが生かされた設計になっていました。また、特別講義で「シンボルとなるものを設置するとよい」と聞いて、園庭に大きな木を植える、時計台を設置するなど学んだことを早速取り入れているグループもありました。

 

学生の感想です。

・座学で得た子どもに対する知識と実習で学んだ子どもの姿や保育者の保育に対する考え方を結び付けて考え、活用する事が出来ました。

・園舎の素材や光の入り方も子どもにとっては大切な環境なのだということを知りました。

保育者が心にゆとりをもって保育できるような、保育のしやすい環境を整えることも大切であるということを学びました。

・その土地柄のものを活動に入れたり、園内にも楽しめる場所を作ったりと、子どもが園に行きたいと思えるようにということを保育者として大切にしていきたいと感じました。

・園舎・園庭・保育室の詳細まで理解することで、保育の幅が広がることを知りました。保育内容と結びつける力をしっかり身に付け、今後勤務する園では園舎からもヒントをもらい、保育の幅を広げたいと思います。

将来保育を行っていくうえで子どもの感性を広げる環境を整えるとともに、子どもにとって楽しい活動や遊びの中で発達を促すような関わりをしていきたいです。

 

 

さすがは4年生!授業で学んだことを深く考察し、自分自身が目指す保育者像に結び付けた感想が多く見られました。

学んだことを活かして、素敵な保育者になってくださいね!

赤い時計がシンボルです

パンフレットを映し出しながら保育内容を発表

季節の花が咲き、木の実がなる園

上が半円形の幼児棟、左下が乳児棟です

リラックスして絵本が読める畳のお部屋