みなさん、こんにちは！
PowerPointでお絵描き担当の辻野です。

今回は、学生の作品を紹介します。

2021年度は、「パソコンでものづくり」をテーマに、PowerPointでデザインを作成し、プリンタで印刷して作品を形にするという授業をしています。対象は2年生です。

学生は、最初の3回の授業でMicrosoft社PowerPointの作画機能について学び、残りの12回で2つの作品を制作して発表します。

今回は、N.Mさんの作品を紹介しましょう。

作品1　「なまえシール」

ひとつ目は「なまえシール」です。

学生が、用途やデザインのテーマから考えて細かいところまで作りこんでいます。ぜひ、じっくりご覧ください！（個人情報保護のため、「なまえ」の部分を改変しています。）



この作品を作った学生のコメントを紹介します。


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(N.Mさんのコメント)

「ライフデザイン特論」の授業でお名前シールを制作しました。テーマは「宇宙好きな人のためのシール」に設定し、絵柄はPowerPointの機能を使って一つずつ作っていきます。

地球人なら誰でも使えるシンプルなお名前シールや、火星・土星好きな人が使えるシール、そして子どもの頃から好きだった木星とその第三衛星であるガニメデのステッカーも作りました。シールはスマートフォンやPCに貼れるようなデザインに統一し、好きな星をいつでも眺められるようにしています。また、それぞれ異なる星のイメージを表現するために言語やフォントを変え、背景のグラデーションの配色も工夫しました。

宇宙飛行士の立体感やUFOの金属質を表現するのは難しかったですが、何度も試行錯誤を繰り返し、シールが完成してとても嬉しいです。


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授業中、とても熱心に制作していた姿を思い出します。授業だけでは時間が足りず、授業時間以外にもかなり手間をかけて作ったようです。

グラフィック用のアプリを使って作っているように見えますが、PowerPointだけを使って作っているんですよ！

作品2　「カレンダー」

ふたつ目は「カレンダー」です。1か月ごとのカレンダーを12枚作成して1年間のカレンダーを制作します。

テーマは「宇宙好きに贈るカレンダー」です。宇宙飛行士をとても細かいところまで作りこんでいます。

まず、1月～3月です。

そして、4月～6月です。

その次は、7月～9月です。

最後に、10月～12月です。

 この作品は、「12か月を通して、絵柄が一つの物語になっている」んです。皆さん気づかれましたか？

1か月ごとにミシン目がついている用紙に印刷して、学生本人に渡しました、受け取ったときに、とても嬉しそうにしている姿が印象的でした。

この授業では、学生の自由な発想を大切にしているため、教員の説明や指導を最小限に抑えています。

学生の自由な発想があれば、グラフィック用アプリを使わなくても素晴らしい作品を作ることができます。別の授業でグラフィック用アプリを教えているのですが、この作品を見ると「もうPowerPointで充分や」って思ってしまいます。

オープンキャンパスでは、この他にも様々な学生作品を展示しています。ぜひ会場で直接ご覧ください！