京都光華女子大学 短期大学部 ライフデザイン学科 ニュース ビブリオバトルでチャンプ本に選んでいただきました ライフデザイン学科1年 M.S A.S

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ビブリオバトルでチャンプ本に選んでいただきました ライフデザイン学科1年 M.S A.S

M.Sさんブログ

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19日(水)に「プレゼンテーション・ベーシック」の授業内で、自分の選んだ本をプレゼンし、最後に全員の投票でチャンプ本を決める「ビブリオバトル」を行いました。

私が選んだ本は、綾辻行人さんの「眼球綺譚」です。『読んでください。夜中に、一人で」というキャッチフレーズが特徴の、短編ホラー小説です。綾辻行人さんは本格ミステリーの館シリーズが有名ですが、実はファンタジーホラーもおもしろいです。一度では理解できないほどの不思議な世界観に引き込まれ、何度読んでも楽しめます。この世界観を味わってほしくてこの作品を選びました。

本番で意識したことは、極力ストーリーを話さないということです。普通の小説だと大まかなあらすじを話し、引き込むことができますが、短編小説なのであまり話せません。当日の登校時にも読み直し、自分の感想を重点的に話しました。私の熱意が伝わったのか、チャンプ本に選んでいただきました。

他の参加者の紹介していた本は普段読まないジャンルだったので、こんな本もあるんだと新しい発見がありました。自分の視野を広げるよいきっかけになりました。


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A.Sさんブログ

10月19日の「プレゼンテーション・ベーシック」の授業内で、自分がおすすめする本を選んで4分間プレゼンし、最後に投票でチャンプ本を決める「ビブリオバトル」を行いました。

私が選んだ本は、水野敬也さんの「人生はニャンとかなる」です。この本を選んだ理由は、本が苦手な自分でもとても読みやすい本だったことと、この本は1ページに猫の写真とその写真から連想される元気がでるような一言が書かれていて、色々な読み方ができるのが最大の魅力だと感じたからです。

本番で意識したことは、まず興味を持ってもらうために質問を投げかけ楽しい雰囲気にしてから話し始めることです。そのあとは今からなにを話すのかを3つに分けて伝えました。また、本を見せながら話すように心がけました。

どのプレゼンも興味が湧く内容と本だったので、この機会に読んでみたいと思いました。

「プレゼンテーション・ベーシック」の授業、ビブリオバトルを通して、やっぱり緊張はしますがプレゼンに対しての抵抗があまりなくなり、聞いてくれる人の目を見て話せるようになったと思います。これを今後の就職活動などにも活かしていきたいです。



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「担当教員からひとこと」

M.Sさん、A.Sさん、ビブリオバトル優勝おめでとう。ライフデザイン学科でのビブリオバトルも今年で9年目になりますが、2名の優勝者がでたのは3年連続となりました。

M.Sさんの話は、「紹介しているとき目がキラキラしていて本当に本がが好きなんだと思った」という参加者の感想にもあったように、この本を読んでほしいという思いが伝わってきました。ネタバレせずに興味をもたせる話術も大したものです。

A.Sさんは、最初にみんなにネコ派かイヌ派か問いかけて、けっこうイヌ派もいたのに、「全員ネコ派ですね」と強引にまとめて本の紹介に進んだのには笑えました。本の内容と同じソフトな紹介の仕方が参加者の心に響きました。

二人とも、今後の授業での活躍も期待しています。

さて、今年は久しぶりに教員対決もあったのですが、残念ながら鹿島先生紹介の「全国アホ・バカ分布考」に負けました。ぜひ来年度はリベンジしたいところです。

最後に、みんなが書いてくれたコメントカードも大切にしてください。