学生ブログ
2015.12.22「女性のキャリアデザイン」の学外講師による授業第5回を受講して ライフデザイン学科1年 A.M
12月4日(金)「女性のキャリアデザイン」の授業において、風の旅行社の中坪聴子先生のお話を聞かせていただきました。私は観光業の仕事に興味があるので、今回の中坪先生のお話を楽しみにしていました。
現在、先生は風の旅行社の支店長をされていて、私たちに「学生のうちは何事もはじめから無理と決めつけずに、積極的に取り組んでいくことが大事」ということを教えてくださいました。風の旅行社はモンゴル、チベット、ウズベキスタンなどを専門としている旅行会社で、一般的な旅行の主流はアメリカやフランスなどの国だと思っていましたが、先生の話を聞くうちに私自身も「ぜひ行って体験してみたい!」という気持ちになりました。
また特色ある旅行会社でもある風の旅行社では、自分の好きな国のツアーを作り、現地の案内もすべて自分たちでするということに驚きました。その中でも、学生に対してスタディーツアーというものを行っていて、学生である私たちにとってはとても身近に感じることができるツアーだなと思いました。
先生は学生の頃、修学旅行のときに旅行会社が作ったプランではなく、自分が行きたいところに行きたいという思いを持ったのがきっかけで、アジアのいろんなところへ行くようになったそうです。その旅行先では本一冊を手がかりに目的地にたどり着くのが不安になったり、現地の言葉がわからなくて表情や身振り手振りで伝えるなど、たくさんの経験をされたそうです。
そういった経験の中で多くの不安もあったけれど、これからもまだまだいろんなところに旅に行って現地でしかできないこと、見ることができないものを体験したい!ともおっしゃっていました。そう話される先生は、行動力があって物事に積極的で見習いたいと思いました。先生は旅行について「旅に出ること自体に意味があって、旅は自分を見つけるための旅」だとおっしゃっていて、その言葉がとくに印象に残りました。
私も「やりたい!」と思ったことはすぐ行動に移していって、後悔しない学生生活にしていきたいと思いました。中坪先生のお話を聞いて、これからもっといろんなところに旅行をしていろんな体験をし、前向きにちゃんと自分を持った人になりたい!と思いました。
先生のコメント
大学でお話するのは初めての経験でしたが、一生懸命聞いてくださる姿勢に励まされて、90分お話することができました。
旅に出ると、他の国や地域を知ることができ、今まで自分が暮らしていた生活や環境との「違い」がわかります。違いがわかることによって、他を許すこともできるようになります。それは自分とは違う生活や環境を体験しないと、わからないことだと思います。そして旅は「違うということ」を知る一番の手段だと思っています。
私がお話した中の小さな欠片(かけら)が、少しでも皆さんのお役にたてたらいいなと思っています。