学生ブログ
2022.03.07約一年間かけて制作したお馬さんの絵本が完成しました ライフデザイン学科2年 M.N
約一年間かけて制作したお馬さんの絵本が、遂に完成しました。ずっとパソコンの画面上で見ていた絵本を実物として手に取ったとき、とても言葉では言い表せない達成感を感じたと同時に、これまで乗り越えてきたたくさんの産みの苦しみが報われたような、爽やかな気持ちになりました。
絵本は作って終わりではなく、読んでもらわなければ意味がありません。そこで、お馬さんのことをより多くの方々に知って頂くため、子ども教育学科の谷本寛文先生と一緒に光華幼稚園、葛野児童館、光華小学校を訪問しました。
当日は「絵本を受け入れてもらえるか」という緊張でいっぱいでしたが、各所で温かく受け取って頂き、とても嬉しかったです。また絵本に関して質問を頂いたり、お話をすることもでき、絵本を作った理由やページに込めた願いを改めて思い返すことができました。
今から四年ほど前に馬の専門学校を中途退学してから、私は「もう二度と馬と関わることはない」と諦めていたのですが、ライフデザイン学科に入学してから馬との縁が次々と繋がっていき、気が付くと間接的に馬と関わることができるようになっていました。
私は間もなく卒業を迎えますが、これからライフデザイン学科に入学する高校生の皆様、二年生になる皆様にとっても、ライフデザイン学科での出会いが夢を叶えるきっかけになることを願っています。
先生のコメント
M.Nさん、絵本の完成、おつかれさんでした。そして、おめでとう。
思えば、私が担当した犬猫の殺処分問題に関する授業を受講してくれたことが全ての始まりだったような気がします。そして、M.Nさんが経験した「少しの回り道」やそのきっかけとなった馬に対する「熱い思い」を知った時、今回の絵本作成プロジェクトがスタートしました。
ただ、ここに至るまでは本当に多くの人の協力がありました。このプロジェクトをサポートしてくれたディライトのメンバー、同級生や下級生、第1稿に対する厳しいダメ出しをしてくれた岡山乗馬倶楽部の長崎さん、プリントアウトした際の色の具合を何度も調整してくださった辻野先生、出来上がりのチェックを担当していつも優しく対応してくれたコモンズの職員さん、M.Nさんの思いに共感し贈呈先まで同行してくださったこども教育学科の谷本先生。
本当に多くの協力があったことはM.Nさんの思いが通じた結果だと思います。
4月からは北海道という舞台でさらに飛躍してください!