京都光華女子大学 短期大学部 ライフデザイン学科 学生ブログ 全国初の短大フォーラム~蕾(つぼみ)~が本学で開催されました② ライフデザイン学科2年 N.T

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全国初の短大フォーラム~蕾(つぼみ)~が本学で開催されました② ライフデザイン学科2年 N.T

3月9日(木)10日(金)、第1回短大フォーラム〜蕾〜が本学で開催されました。私はスタッフとして2日間参加しました。ライフデザイン学科の学生リーダー組織D’*Light(ディライト)のメンバーとして、2016年2月に愛知文教女子短期大学を訪問した際、「他の短期大学ともっと交流をしたい!」と強く思いました。それが、学生だけでなく、教職員も含めた大規模な短大フォーラムというイベントになって実現されるなんて、初めは信じられなくて戸惑いばかりでした。

forum2_2規模が大きすぎて全貌が見えず、何をすればいいのか分からなくなることもありましたが、打ち合わせを繰り返し、いろいろなことが決まっていく中で、次第に短大フォーラムがどのようなイベントなのか分かるようになりました。開催までに、パンフレットの作成やファシリテータ研修など、さまざまな準備を行い、当日を迎えました。




フォーラム当日、私は1日目の全員しゃべり場のチーフファシリテータ、2日目のオープンキャンパス体験のスタッフとプレゼン大会の司会を担当しました。その中でも、フォーラムの最後のイベントであるプレゼン大会の司会は、最大の山場でした。各クラスをまとめ、エンディングでは総評も行うというものです。

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forum2_5SAの経験はありましたが、学生が主体となってプレゼン大会を進め総評まで行うのは初めてだったので、自分がどう動けばいいのか不安と焦りがありました。タイムキープや各チームの総評など、さまざまなことを同時進行するのが何よりも難しかったです。全チームの発表が終わり、エンディングまでの短い時間でクラスの総評も考え、発表することに大きなプレッシャーもありました。



forum2_63分間という限られた時間の中での総評は、自分自身、もっと言えることがあったと後悔がたくさんありましたが、先生方から「良い総評だった」と言っていただけたので、安心しました。今回のプレゼン大会の司会という仕事は、全てを把握する能力が必要で、そのためにもさまざまな知識が必要であると学び、これは短大フォーラムだけではなく、就職してからも大切だと再認識できました。



forum2_1この短大フォーラムでは、普段は交流できない学生、教職員の方々と交流することでたくさんの発見がありました。自分たちの大学の良さも実感し、さらに他の大学の良さも吸収することにより、今よりもより良い大学になると感じました。このような交流の場をもっと広げて行くことで、大学も自分自身も成長できると思いました。第1回短大フォーラムにスタッフとして参加できて、本当に勉強になりました。短大フォーラムがこの先もっと大きなイベントになり、より良い大学が増え、学生と教職員が過ごしやすい大学がもっと増えることを願います。

先生のコメント

相場先生

N.Tさん、短大フォーラムお疲れさまでした。このフォーラムのユニークなところの1つは、全員しゃべり場のファシリテータをすべて短大生がやっている点です。普通なら計画するときに、できるだろうかと少しは躊躇(ちゅうちょ)するかもしれないところですが、全くそれはありませんでした。皆さんの普段の授業に主体的に取り組む姿を知っているので、学生ファシリテータでやろうということは即決でした。ですから、フォーラムのプログラムのユニークさは、学生スタッフの普段の授業への取り組みの成果が表れたものであるとも言えます。

その点で、まずN.Tさんをはじめとする学生スタッフに感謝したいと思います。そして、今回プレゼン大会という形で、実際に皆さんのファシリテータや司会としての活躍が目に見える成果となって現れました。とくに、N.Tさんをはじめとする2年生には、グループのファシリテータのみならず、教室のチーフファシリテータやプレゼン大会の司会として活躍してもらいました。グループのファシリテータとは、また異なる緊張感・責任感を感じたと思いますが、見事にやり抜いてくれました。大いに感謝したいと思います。

学生生活の最後に、短大フォーラムで学生スタッフとしてやり抜いた達成感は、何物にも代えがたいものがあるでしょう。いよいよ社会人ですね。これからは職場の人たちとともに、また新たな達成感を味わってください。期待しています。