京都光華女子大学 短期大学部 ライフデザイン学科 学生ブログ 西院駅周辺のユニバーサルデザインデザイン調査をしました ライフデザイン学科1年 K.A

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西院駅周辺のユニバーサルデザインデザイン調査をしました ライフデザイン学科1年 K.A

11月11日(土)「ユニバーサルデザイン論」の授業で、阪急西院駅周辺の街路調査を行いました。コンビニや銀行、ATM、交番、郵便局、バス停、公衆電話、駐車場などの施設を調べるグループ、歩道や通行量、標識、点字ブロックの状態などを調べるグループに分かれ、調査を実施しました。





西院駅周辺は交通の要所であり、右京区の中で最も人口増加率が高い地区です。コンビニ、駐車場など、生活するのに便利なさまざまな施設があります。しかし調査を進めていくと、地区全体で多目的トイレの数が不足していたり、表通りから1歩入った歩道が狭くデコボコだったり、高齢者や車椅子の人の通行は困難で、整備が必要なことに気づきました。




また、自転車と歩行者が通る道が分けられているところもありましたが、色の違いが曖昧(あいまい)ですぐに気づきませんでした。この気づきの遅れが事故につながることもあるのではないかと思いました。


今回の調査を通して、老若男女、障がいの有無を問わず、すべての人が利用しやすい街づくりには、まだまだ整備が必要だと痛感しました。そのためには、多くの人がユニバーサルデザインについての理解を深めることが重要だと思いました。ユニバーサルデザインについて知ることは思いやりです。私たちの意識改革は、誰にとっても利用しやすい街づくりの第1歩になると感じました。



先生のコメント

井川先生

ユニバーサルデザインの整った街づくりを進めるには、K.Aさんが言うように、我々自身がユニバーサルデザインをより理解し、不備な点について声をあげることが大切です。

京都は古い歴史のある街なので、伝統や景観を優先させる習慣があります。そのことがユニバーサルデザインを進める上で、少し足かせになっている部分もあります。時間をかけて皆で話し合い、ユニバーサルデザイン化を進める努力が必要です。