「ライフデザイン総論Ⅰ」の授業の一環で、6月19日(金)にシンガーソングライターであり、さまざまなボランティア活動をされている本学客員教授の松田陽子先生の講演会「生きているだけで価値がある」が行われました。

松田先生は、31歳で子宮頸がんを発病され、うつ病、離婚という苦難を、「娘のために生きなければ･･･」と思い、乗り越え、シンガーソングライターとして活躍されています。さまざまな経験をもとに「命の大切さ」や「生きる意味・価値」を熱心に教えてくださいました。

私は今まで病気もせず、家族や友達にも恵まれてきたので、講演を聴いて衝撃的なことばかりでした。一つ一つの言葉や思いが心に突き刺さりました。自分が生きているということを当たり前だと思わずに、一日一日を大切にして、自分も周りの人たちも大切にしようと思いました。

特に私の心に響いた言葉は、「宿命を使命に変える！」です。病気という事実を受け止めて、病気のことを「強くなれる機会だ！」とポジティブな方向に考える松田先生はとてもかっこよく見えました。これから私にもたくさんの苦難がふりかかってくると思います。しかし、何事にもめげずに生きていこうという勇気をもらうことができました。感想コーナーでは、泣きながら思いを伝えている学生もいました。松田先生と悲しみを共有して抱き合っている姿にとても感動しました。

講演後には松田先生のCDと本「生きてるだけで価値がある」を100人中2人にプレゼントして下さるということで、私はじゃんけんに勝ち抜いてサイン入りの本を頂きました！！まさか勝つとは思っていなかったので、とてもうれしかったです。本を読んでさらに勇気をもらいたいと思います！最後に松田先生が「アメージンググレイス」を歌ってくださいました！力強い声量が先生の強さに思えました。すばらしい講演、すてきな歌声ありがとうございました！