学生ブログ
2019.07.05「ライフデザイン特論」で豆腐すくいを作りました ライフデザイン学科2年 C.I
京都の伝統工芸のひとつに京金網があります。6月6日(木)の「ライフデザイン特論」では、金網辻の辻賢一さんにお越しいただき、豆腐すくいを作りました。
はじめに編み方の練習からスタートしました。左右の親指と人差し指で針金を持ち、手を交差させてねじり目を作っていきます。ねじるときの力の入れ具合と手の角度でねじりの大きさが変わるので、調節するのが難しかったです。
本番では、板に貼られた台紙に描かれた六角形に合わせて、8本の針金を編んでいきました。続けていくと、六角形の「亀甲模様」になります。作業するときに、板の上に腕を置いて支えにしてはいけなかったので、終えた後には腕が疲れました。
しかし、このような体験をすることが少ないので、いい経験をさせていただきました。自分で作った豆腐すくいを使って、ひと味違った食事をするのが楽しみです。貴重な体験をありがとうございました。
先生のコメント
細い針金を用いて亀甲模様を編んでいくのは、根気のいる仕事で、商品として売れるものが作れるまでに3~5年もかかるそうです。今回辻さんの手仕事を間近で見学し、直接指導いただいたこと、貴重な体験となりました。京料理を引き立てる「脇役の品格」、京の食文化の一端を担っています。
C.Iさんが作った豆腐すくいは、亀甲模様が一番美しいと評価されました!「マイ豆腐すくい」大切に使ってください。