京都光華女子大学 短期大学部 ライフデザイン学科 学生ブログ 「製菓実習Ⅱ」の授業で創作和菓子に挑戦しました ライフデザイン学科2年 H.K

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「製菓実習Ⅱ」の授業で創作和菓子に挑戦しました ライフデザイン学科2年 H.K

7月10日(水)「製菓実習Ⅱ」の授業で、女性の和菓子職人の方に来ていただき、創作和菓子に挑戦しました。今年のテーマは「夏」です。

こなし、きんとん、葛(くず)などの材料とそれらの使い方を実際に見せてもらった後、デザインから自分たちで考えました。和菓子にはあまり馴染みがなく、どんな感じに作るかイメージを掴むことが難しかったですが、自分の想像したものを試行錯誤しながら形にしていきました。




私は「ひまわり」と「麦わら帽子」を作りました。イメージした形に作るのは本当に難しく、細かなところを再現するのは大変でした。でも、先生と相談してアドバイスをもらいながら作品を作るのはすごく楽しかったです。





友だちの作品を見ると、同じ材料でも作り方や包み方でこんなに雰囲気が変わるんだと思いました。今回は夏をテーマに作りましたが、また違うテーマで考えてみるのもおもしろそうだなと思いました。和菓子の魅力も感じられ、とても楽しい体験ができました。




先生のコメント

「夏」というテーマから自分のイメージをふくらませ、それを和菓子で表現するという楽しい授業です。皆さん、形や色、材料の組み合わせなど表現を工夫して、自由に作品をつくりました。京菓子の中でも特に「きんとん」は最も抽象的な表現をする和菓子です。その方法を用いてつくられた「麦わら帽子」は、きんとんに赤いリボンがかけられていてとてもかわいい作品でした。「ひまわり」は、こなし生地で餡を半包みにして開き、はなびらをイメージさせていて、どちらも講師の先生が絶賛されました。

自分でデザインしたお菓子に名前「菓銘」をつけ、最後はみんなの作品をスライドで紹介しながら先生からコメントをいただきました。「京菓子」と、「京菓子を大切にしている人」と時間を共有できたこと、あたたかい体験だったと思います。