京都光華女子大学 短期大学部 ライフデザイン学科 学生ブログ 色打掛を着てドレスショーに出場しました ライフデザイン学科2年 R.Y

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色打掛を着てドレスショーに出場しました ライフデザイン学科2年 R.Y

810日(土)ライフデザイン学科とホテルボストンプラザ草津がコラボレーションしたブライダルフェアのウエディングドレスショーに、モデルとして参加しました。ドレスショーの演出は、「ブライダル演習」を履修している同級生が行い、プリンセスをテーマに構成されていました。ウエディングドレスやカラードレス、色打掛などのモデルを、ライフデザイン学科の学生が務めました。






私は2着の色打掛を着用させていただきました。色打掛を直接見るのも着るのも初めてで着るのに15分ほどかかり、想像以上に重くて暑くて大変でした。2着とも事前にプロのドレスコーディネーターの方が選んでくださり、どんな色打掛を着るのかドキドキしていました。1着は、刺繍や淡いタッチで描かれたお花が特徴的な、清楚で愛らしい雰囲気の淡い緑とピンク・金色を使ったものでした。もう1着は、水色の地にパステルカラーの花柄が印象的な色打掛でしたが、髪飾りを洋風にすることで和と洋を組み合わせた新しいスタイルに挑戦しました。パステルカラーの色打掛は見たことがなかったので、着ることができてすごくうれしかったです。どちらも想像以上のかわいさでした。

リハーサルのときにランウェイの歩き方や裾の持ち上げ方、手の添え方、回転するときの目線の位置など、しっかり指導してくださったので緊張することなく本番を迎えることができました。結婚式と言えば、ドレスという印象が強いかと思います。今回実際に着てみて、ドレスに負けない日本独特の文化、華やかさ、そして落ち着いた雰囲気と奥ゆかしさ、大人っぽさも感じる色打掛に魅力を感じました。試着する機会は滅多にないので、良い機会になりました。


先生のコメント

モデル役、お疲れさまでした。結婚式の衣裳として、ドレスの人気が高いですが、R.Yさんも「ライフデザイン特論Ⅰ」で勉強した通り、色打掛もニーズと時代に合わせて、新しいスタイルが提案されています。

授業では自分のオリジナルの色打掛をデザインしましたが、今回、色打掛を着てドレスショーに出場するということで、色打掛をまた違う角度から見ることができ、新たな発見があったと思います。これを機に、さらに日本の伝統衣裳に対する興味を広げてください。