京都光華女子大学 短期大学部 ライフデザイン学科 学生ブログ 「女性と放送業界」の授業で映像エディターのお話を聞きました ライフデザイン学科1年 N.T

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「女性と放送業界」の授業で映像エディターのお話を聞きました ライフデザイン学科1年 N.T

housou_26月25日(木)、「女性と放送業界」の授業で映像エディターの山田潤さんが来てくださいました。映像エディターとは撮影された映像にテロップをいれたり、モザイクを入れて加工したり、映像をカットしたりつなぎ合わせたりして編集を行い、映像を完成させるお仕事です。





私は正直、テロップを入れたりするだけだから、簡単な作業なんだろうと思っていました。しかしお話を聞くと、思っている以上に大変で、その大変さが伝わる数字を3つ教えていただきました。実際の数字が気になる人は、来年、ぜひ、また山田さんにお越しいただき、ご本人からお聞きください(笑)。


housou_1とにかく、この仕事はとても細かい作業が必要で、時間がかかり、10秒の映像を作成するのに10分かかるそうです。どの部分を強調するのか、取り入れるのか、エディターという仕事がとても重要だということが分かりました。こんなに忙しくても、仕事だからとすべての依頼を受け入れる山田さんは、女性なのに強いな、かっこいいなと思いました。




私たちが普段見ているテレビは、エディターさんの編集で番組の内容が、分かりやすく、おもしろくなっているんだなと気付きました。放送業界で働く女性の生の声を聞くことができて、とても勉強になりました。山田さん、ありがとうございました。

先生のコメント

講義してくださった映像エディターの山田様からコメントをいただきました。

普段しゃべる仕事ではないので、まとまりのない話になってしまいましたが、最後まで聞いていただきありがとうございました。やりがいのある仕事が見つかるとしんどい事でも乗り越えられるのですが、もちろん体が資本、健康が何よりですので、無茶しすぎないようにすることも大事です(笑)。

私の授業をきっかけに、これからテレビを観る時は少しでも作り手側の意図をくみ取っていただけるとうれしいです。とは言うものの、テレビ番組というのはいかに手がかかった映像でも、視聴者にその苦労が伝わってしまうと純粋な目線で見てもらえなくなると思っているので、みなさんは楽しんで観るようにしてくださいね。

社会に出てみると、必ず女性ならではの考え方・感じ方を必要とされます。男の人と同じ土俵で勝負するのではなく、男の人にはない発想や感覚で仕事の幅を広げていけるようになってください。