京都光華女子大学 短期大学部 ライフデザイン学科 学生ブログ 「カメラ演習」の特別講義でアドバイスや今後に活かせるお話を伺いました ライフデザイン学科1年 N.H

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「カメラ演習」の特別講義でアドバイスや今後に活かせるお話を伺いました ライフデザイン学科1年 N.H

6月16日(火)ライフデザイン学科の選択科目「カメラ演習」の授業で、ニューヨークと東京を拠点に活動する写真映像作家の松井みさきさんが特別講師として来てくださいました。この授業は、撮影テクニックを学び、実際に撮影した写真に対して意見交換をしながら、表現力を上達させていく授業です。

新型コロナウイルスの影響で、遠隔での授業が実施されている状況の中、みさきさんは私たちが事前にお送りしていた写真に対してアドバイスをしてくださり、質問にも丁寧に答えてくださりました。







事前にお送りしていた写真では、90分という限られた時間の中で、1人3枚ずつというかなりの枚数だったにもかかわらず、画面共有という形で実際に私たちの目の前で調整をしながらアドバイスをいただきました。それぞれ撮影の対象となるものによって、余白の取り方や背景とのバランスなど意識することが大きく違い、写真というものの深みを感じることができました。今までは単に自分の思い出として写真に残していましたが、客観的に捉え別の視点から見てみることを少し意識するだけで、写真の価値が大きく変わるということを学びました。

また、今回の講義内で「やりたいことを見つけるためにはどうしたら良いか」という質問がありました。みさきさんは「まず自分の嫌いなこと、やりたくないことを書き出す、そうすることで自分の好きなことが浮き彫りになる」とおっしゃっていました。自分の好きなことは分からなくても、嫌いなことは分かります。このような方法もあるのだと、私は強く胸を打たれました。もし今、同じ状況の人がいたら、必ず何か新たな発見があるので、ぜひ実践してみてほしいと思います。

みさきさんのお話を聞いて、自分がやりたいと思ったことを将来につなげたいと思いました。新しい世界に飛び込むことは勇気がいることですが、何かを始めるのに遅すぎることはないし、「あの時やっておけば良かった」と後悔しないためにも、積極的に行動に移していきたいと思いました。

先生のコメント

今回お世話になりました 写真映像作家の松井みさきさん からコメントをいただきました

これまでもキャリアについての講演や、写真の撮影ワークショップなどでお伺いさせていただいていますが、今回は以下の内容についてお話しさせていただきました。
・自分のキャリアのサマリーについてのトーク
・皆さんからいただいたお写真についてアドバイス
・Q&A

皆さんには、お1人ずつにお気に入りの写真3枚を送っていただき、撮影時の構図のポイントや、スマートフォンでもできる写真の補正方法についてアドバイスさせていただきました。コロナの影響により、生徒の皆さんは、入学してからまだ一度もクラスメイトに会えないという状況とのことですが、お互いの作品を見合うことで個性を垣間見ることができたと思うので、実際に会う前に親近感を覚えてくださったらうれしいなと思います。

Q&Aでは、カメラの使い方だけではなく、人生での意識や行動についてもたくさん新鮮な質問をいただき、私が自分のこれまでについてを見直したり、現在の意識を再発見できる機会となりました。

zoomを通してでしたが、皆さんのお顔を拝見し、お声を聞くことができて、元気をいただき、楽しい時間を過ごさせていただきました。

森際先生、学生の皆さん、どうもありがとうございました。