京都光華女子大学 短期大学部 ライフデザイン学科 学生ブログ 「京の伝統文化を創る」という少し変わった授業で狂言について学びました ライフデザイン学科2年 S.M

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「京の伝統文化を創る」という少し変わった授業で狂言について学びました ライフデザイン学科2年 S.M

私は、小学校の時に一度だけ狂言を観たことがありましたが、その時は何も分からずただ観ているだけの状態でした。最初狂言について学ぶと聞いたときは、正直難しいんだろうなと思いました。しかし実際学んでみると、とても親しみやすいものでした。


最初の授業では、狂言とか何かということを現役で活躍されている狂言師の鈴木実先生から教わりました。鈴木先生のお話はとてもおもしろく、あまり伝統文化に詳しくない私たちにも、理解できました。そして実際に目の前で「柿山伏」という演目を披露してもらいました。生で見ると迫力があり、その場の空気を一気に変えるような感覚はとても新鮮でした。

 

次に、狂言についてもっと詳しくお話を伺いました。狂言を行う能舞台や能楽の歴史についても学び、あの織田信長が自分たちと同じものを観ていたという話を聞いた時はとても驚きました。







最後は実際に、狂言の動きを体験してみました。狂言の「型」の練習や歩き方、発声など、様々なことをさせていただきました。体験することによって、見たり聞いたりするだけでは分からないことも知ることができました。狂言は、姿勢や歩き方、手の形ひとつで演じている役の印象が変わるので、とてもおもしろいなと思いました。

 

普段なかなか関わる機会が少ない狂言をこの授業で学ぶことができ、とても貴重な体験をさせていただきました。今後狂言を観る機会があれば、ぜひ観に行きたいと思います。鈴木先生、本当にありがとうございました!

先生のコメント

今回お世話になりました 狂言師の 鈴木実さん からコメントをいただきました。

ありがとうございました。「京の伝統文化を創る」この講義をきっかけに、狂言を身近に感じていただけたことを嬉しく思います。

また今後は様々な伝統文化に触れてもらえれば幸いです。今度は能楽堂で逢いましょう!