10月20日には、コロナ禍の影響で学外実習がキャンセルになった3年生への授業(学内実習)を、言語聴覚士として臨床現場で働いている卒業生2名が担当してくれました。
一人は急性期の病院で、もう一人は回復期の病院で勤務していて、それぞれの病院の特徴や担当している業務を、後輩たちに伝えてくれました。
急性期では摂食嚥下の評価や対応が多いこと、授業で習った「5期モデル」を使って評価することなど、具体的な症例についての紹介も交えた話を聞きました。また回復期では記憶に障害のある方に行った検査や、記憶の障害を代償するための方法について紹介されました。
授業の内容について、学生からは活発に質問が出て、次の学外実習に向けて、モチベーションも高まった様子が伺えました。
また、先日、11月13日には、大学で行っている介護予防サロン(KOKA☆オレンジサロン)で、卒業生2名がミニ講義を担当してくれました。
食べることのしくみと誤嚥の予防について、自分たちでアニメーション動画を作ってきて来場者に説明し、口や舌の体操・パタカラ体操などを、実践しました。
来場者や、一緒にスタッフを務めた在学生から「分かりやすかった」「楽しかった」とのコメントがありました。
今後も、後輩たちの憧れの存在として、卒業生が活躍してくれることを期待しています!