さる7月1日（土）午後、光華女子大学の太子堂にて「失語症サロン」が開催されました。今回は、光華の「失語症サロン　おこしやす」と若い失語症者の集いの合同開催となりましたので、多くの当事者の方、ご家族、支援者がお集まりくださいました。

　学生や支援者の方が、色紙で作った飾りもので部屋を飾り付け、にぎやかに皆様をお迎えしました。当日は大雨が心配されましたが、ひどくは降らず、車いすの当事者もご参加くださいました。

　輪になって、1人ずつ自己紹介した後、3つのグループに分かれて、学生が考えたゲームをしました。まずはジェスチャーゲームです。学生のコミカルな動きに大きな笑いが聞かれました。そして、織り姫と彦星の福笑いです。当事者さんが目隠しをして、グループの仲間がかける「上、もうちょっと下」などの指示に従って目や口を置いていきます。変顔に仕上がって、また大笑い。会場はすっかり明るい笑い声に包まれ、梅雨のうっとうしさを忘れさせてくれました。

　次に、若い失語症者の集いの主導で合唱をしました。三線を弾いてくださる当事者の方があり、参加者はタンバリンなどの鳴り物を手に、七夕の歌や「世界に一つだけの花」を歌いあげました。

　最後は、短冊作りです。

それぞれの願いを書いて笹に吊るしました。願いが、きっと星に届きますように！