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卒業研究のご紹介⑥~齊藤先生 part.1~

 当ゼミで行っている研究「食品の重量見積もり精度向上を目的としたトレーニングシステム」について、紹介いたします。

 管理栄養士・栄養士の実践現場において、患者様や対象者の方が摂取した食事内容から、何をどれだけ食べているか、個人の摂取量を適切に把握することは重要なスキルです。

 当ゼミでは、在学中から食品の重量感覚を身につけるためのトレーニングシステムの開発に着手しています。今年度は、基礎研究として、トレーニンシステムのデータベースを蓄積するため、学生さんの保護者様を対象に食事調査を行い、データベースに蓄積するための食品・料理を選定しました。

<取り組んだゼミ生の声>
 
 この研究は、ゼミ生2名が取り組みました。以下、ゼミ生の声です。

 「研究のスタートが遅くなったこともあり、最後の最後まで作業していました。卒業論文では、とにかく文章を考えるのが大変で何度もやり直し。コロナ禍で大学に行くことに制限がありましたが、一人でなくペアで卒業論文をやり遂げることができ、今はほっとしています。」


 卒業論文の発表を終えた彼女たちの表情、マスクで目元しかわかりませんが、達成感で満ちているはず。

 コロナ禍で、いつもならば、対面で研究協力の依頼をするのですが、今年度はオンライン上で実施することになりました。オンラインでも伝わるように別途スライドを作成して説明に臨んだものの、食事調査の協力を得るのはとても難しいと実感。ご協力いただけることはありがたいことですね。