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卒業研究のご紹介⑥~齊藤先生 part.3~

 今年度、当ゼミのテーマ「アレルギー疾患と食物摂取及び生活習慣との関連に関する研究」について、学生の取り組みを紹介いたします。この研究は、3名が担当してくれました。

<この研究に興味をもったきっかけは?>

 先輩の卒業研究をみて、興味をもちました。従妹の娘や家族にアレルギーを持っている人がいて、アレルギーと食事に関することが何か分かれば、役に立つかなあと思いました。

<どのようにして研究に取り組みましたか?>

 最初は、先行研究を調べるところからはじめました。何を中心に先行研究を調べていくのかグループで話し合い、アンケートの質問項目に反映させました。

 アンケートは、Googleフォームで作成し、アンケートに回答してもらい、その後は、ひたすら解析です。解析結果からどのような傾向があるのかをつかみ、論文にまとめました。

<研究を進めるうえで大変だったことは?>

 アンケート回答数が少なく、解析するうえでデータが十分でなかった点です。また、統計解析では、SPSSという統計ソフトを使用しました。最初は、解析方法が分からず、戸惑うことも多かったです。解析結果については、自分たちの想定していた結果が得らえませんでしたが、傾向が見られてよかったです。Google フォームの作成は初めてだったので、見やすいように工夫するのが大変でした。

<卒論発表を終えて、今はどんな気持ち?>

 やっとおわった~という感じで、ほっとしています。

<教員から一言>

 まじめな3人、何事にも真摯に向き合い協力していましたね。3人とも性格は異なりますが、足りない部分を補完しあえる良きチームでした。