ニュース

授業紹介

野外活動実習(3日目)

 健康スポーツ栄養専攻の野外活動実習3日目は、朝食前に野外学校の周りの歴史遺跡巡りをして、古い街がどのように発展して現在に至っているのかを学びました。

 そして、午前中に地図と周辺地域の写真を頼りに、コース中の数々の課題をクリアしながら、定められた設定時間で目的地をめぐる各班対抗のウォークラリーを行いました。前日少し緩んだ暑さが再び戻って来て、うだるような暑さの中4つの班の全てが設定時間の前後2分以内の誤差という見事なペース配分で野外学校に戻ってきました。 

 最後に午後からは実習の総まとめとして、野外学校内でチームビルディングを目指したASE(Action Socialization Experience:社会性向上のための体験プログラム)を実施しました。このプログラムは、個人では解決できない課題をグループで協力しながら解決をしていく過程で自分を見つめ、お互いをよく知りあい、集団での活動への取り組み方を学ぶとともに仲間とのコミュニケーションを活発にし信頼感や協力性を高めて、責任感や問題解決能力を身に付けていくことを目的としています。

 今回は大きなシーソーの上でバランスをとりながら傾けることなく全員がシーソーに乗る「ジャイアントシーソー」とグループ全員で協力をしながらゴムひもを張り巡らせた網をくぐり抜ける「スパイダ―ネット」の2種目に挑んで、実習中で高まったコミュニケーション能力とチームワークの重要性をさらに再確認して、今回の実習のすべてのプログラムを終了しました。

 きっと学生達は今回の実習で「暑い・しんどい・不便・・・」などを感じながらも、今までのさまざまな苦手意識を少しずつでも解消できた自分自身を実感しているのではないでしょうか。

  健康スポーツ栄養専攻では、このような校外実習を通じて、学生達が今までの生活で気づかなかった「自分の強みや弱み」を見出したり、「他者との良好な関係性の持ち方」や「自然・社会の中での身の守り方」などに対する認識を変えることが、今後の学生生活の充実にもつながる教育を行っています。



歴史的な遺跡を巡りました。

炎天下ですが、みんなカメラを向けると元気が出ます。

各ポイントでの課題に取り組みます。

全員で息を合わせてバランスをとるのが難しい・・・。

網に触れないように全員が違う網目をくぐり抜けていかなければなりません。

全員よく頑張りました。最高の笑顔。

お世話になりました!!