学生個人を大切にしたキャリア教育の推進【平成19年度採択】
─個別対応と個別対応教育による就労意識の喚起・醸成と基本能力の養成─
文部科学省現代的教育ニーズ取組支援プログラム(現代GP)【平成19年度採択(大学)】
取組概要
専門職として養成する分野から一般的な職種までを対象として、基本的に要求される高い就労意識(働く意欲と希望)および職業人(社会人)としての基本的な能力を十分に備えた「問題発見・解決」に自立的・能動的に当たることのできる人材養成する。
そこで本取組では、平成21年度に完成する形で、「キャリア形成」を視点として、正課教育と正課外の教育を体系化した総合的な課程を構築し、自信を持って社会に送り出すことのできる人材育成を目指した、本学の「総合的キャリア教育」を実現することが、本事業の具体的な目的である。
取組期間
平成19年度~平成21年度
取組成果
基礎ゼミをはじめとして、課題への取り組み方とキャリア形成教育のあり方について一定の知見が得られた。
その成果は特に次のような点で強く感じられた。
- 全学的推進体制として、教育・学生支援が機能したことにより、組織的に進めるノウハウを修得することができた。
- 全学科のカリキュラムを「学生のキャリア形成」の視点から「総合キャリア教育」として体系化したことにより、教育課程の体系化と組織的実施についての学内理解が進んだ。
- 全教員が参加し、担当科目と学生支援活動において取り組んだ結果、教員の間にキャリア形成教育の必要性についての理解が格段に進んだ。
期間終了後の平成22年度より恒常的な組織を設置し、学生のキャリア形成教育にあたっている。
学生のキャリア支援をさらに推進し、社会の大学に対する期待に応えていきたいと考えている。
詳細は下記の最終報告書(PDF)を参照ください。