リベラルアーツ教育科目
生き抜く力
対応する教養
校名「光華」には、清澄にして光り輝くおおらかな女性を育成したいという願いが込められています。
全学生が履修するリベラルアーツ教育科目には、
仏教精神を基盤とした豊かな教養と幅広い視野を身につけるための科目、実践的でアクティブな演習を通して
スキルアップを目指す科目をラインナップしています。
専門の学び
が、
一人ひとりの強みを作ります。
例えば
-
健康・医療・福祉分野データ・AIリテラシー医療や福祉の現場で、人を幸せにするためのデータ・AI利活用を考えられる人材に!
-
教育分野外国語グローバルな視野と
多様性を持った教育者に!! -
ビジネス分野伝統文化身につけた礼儀作法を生かし、自信を持って人と接するビジネスパーソンに!
他にも、専門科目と組み合わせることでスキルアップできる科目がたくさんあります
SWIPEしてご覧ください

※ カリキュラムの内容については一部変更になる場合があります。
リベラルアーツ教育の円滑な運営および推進に寄与することを目的に、
リベラルアーツセンターを設置しています
リベラルアーツセンターは、全学共通の教養教育を運用するセンターです。本学の教養教育は、「リベラルアーツ教育科目」として、人文、社会、自然科学にわたって、バランスよく構成されています。また、自分自身の目的や興味に従って授業を選択できるように、時間割にも工夫が凝らされています。とくに大きな特色として、礼法を基礎に置いて茶道、華道、書道を体験的に学ぶ伝統文化を必修にしています。専門分野の学習だけではなく、社会人としての道を歩んでいくために、本学のリベラルアーツ教育は、実生活で役立つ知識とスキルを提供します。

リベラルアーツセンター長
朝比奈英夫 教授
授業紹介
-
共通コア科目京都光華の学び
本学の歴史や建学の精神、地域活動や環境などに関する身近な問題について、女性の視点から考えていきます。クラスでのペアワークやグループディスカッションを通して、本学の学生としての自覚と責任感を持つとともに、社会と自己の関わりを深く見つめます。
女性の心と
身体の健康や、
AIと社会の関わりに
ついても学びます -
共通コア科目伝統文化
日本が世界に誇る伝統文化、茶道・華道・書道。礼法を基盤として、茶道と華道では豊かな季節感を養い、優美な立ち振る舞いを習得します。書道は、生活のさまざまな場面で役立つ教養です。伝統文化の魅力と技法を体験的に学び、どんな環境下でも自信を持って自己を表現できる女性を育てます。
「和の心」を
学びます -
健康とスポーツスポーツ実技Ⅱ
バレーボールやバスケットボールなどの種目を自ら選択し、スポーツの本質に迫ります。初心者向けのクラスも開設しています。生涯にわたって健康に過ごせるよう、それぞれのライフスタイルに応じた適切な運動を行うための知識と技能を習得し、定期的な運動習慣を身につけます。
生活を豊かにする
スポーツの価値を
理解! -
外国語コミュニケーション英会話Ⅰ・Ⅱ/ハングルⅠ・Ⅱ
英会話Ⅰ・Ⅱ
「Speaking」と「Listening」を通して英語で会話する力を養います。文法を重視するのではなく、自分の考えを伝える能力を身につけることを目的としています。ハングルⅠ・Ⅱ
韓国語の文字と発音の習得を目指します。また、韓国語の学習を通して、韓国・朝鮮民族の文化や歴史を学びます。近年受講者が増えている人気の講義です。日常で使える
フレーズをたくさん
学べる! -
人文・社会・自然日本文化の理解
日本の文化について、装い(化粧、衣装)と食(和菓子)の観点から理解を深め、感性を磨き、今後の生活を豊かに過ごす知識とヒントを得ます。着付け体験を行う授業もあります。
京都光華ならでは!
新たな発見が
あります
数理・データサイエンス・AI教育がさらに充実!
光華EDUALプログラム
各学部の専門知識に加え、デジタル時代の「読み・書き・そろばん」である「数理・データサイエンス・AI」の知識とスキルをあわせ持つ、2つの強み(Dual advantage)を持った人材を育成する実践的な教育(Education)プログラムを展開しています。入学生全員が日常生活やビジネス・健康科学・教育などの場でデータやAIを使いこなすための基礎的素養(リテラシーレベル)を学び、所定の選択科目を履修することでさらに学びを深めることができます(応用基礎レベル)。
光華EDUALプログラム【光華メソッド】
コロナ禍や情報技術の発展により、急速に変わりゆく社会。
この予測不可能な時代においては、社会変化に対応し
未来を創り出す資質・能力を備えた人材の育成が求められています。
京都光華では、そのために必要な「主体的で深い学び」を促進し、学生の皆さんの成長を支えます。

少人数教育の強みを最大限に活かした教育を展開します。
● 協働学習を通して、お互いの考えを見える化 ● 議論を深めながら課題解決
ICT機器を活用した教育の推進
本学ではPC・タブレットが必携となり、授業でもスマートフォンやクリッカーなどのICT機器を活用し、授業の活性化を図っています。他にも、他大学と連携した遠隔授業や共同研究を推進しています。
ー授業支援アプリ「ロイロノート」ー
授業にロイロノートを導入し、スムーズな学修管理を促進しています。互いの発表や実技の練習をタブレットで録画して共有したり、課題を提出したりします。学修状況を一括して管理することができ、学びの定着につながります。
【ロイロノートを使ってできること】
● 教材の配布 ● 動画の撮影・共有・評価 ● 質疑応答
● ポートフォリオ作成 ● プレゼンテーション資料の作成 など
授業事例

学生自身がベッドメーキングを行っている様子などをタブレット端末を使用して撮影し、その動画を基にアプリ上で学生同士が技術を評価し合います。それにより自身の技術力を客観的に把握することができ、確かな看護技術の習得につなげることができます。その他にも、アプリ内でプレゼンテーション資料を作成したり、これまでの学習内容をまとめたりすることができます。また、学生と教員のコミュニケーションの活性化も可能です。

学科
ピアノレッスンでは、試験課題曲を動画撮影してロイロノートで提出。繰り返し撮影をし自分の演奏を見直すことで、技術や表現力を伸ばすことができます。集団授業では、資料やホワイトボードを使った解説、手本演奏の動画で授業を構成します。授業資料を視聴しながら、リズム打ちや歌唱に参加し、オンラインでも対面と変わらない環境で授業を実施しています。
QFT: 質問づくりの学習手法(Question Formulation Technique)
論理的思考を養う手法QFTを授業に導入。協働学習の中でQFTを活用し、物事に対し「なぜ?」という意識を持つ力=課題発見能力を身につけます。質問づくりを通して、主体的に学ぶ力やロジカルシンキングも鍛えられます。物事に対する質問力は社会に出てもさまざまな場面で役立ちます。
女性のキャリアを意識した指導方法の開発
80余年続く女子教育の伝統校として、「女性のための教育」の手法開発に力を入れています。女性の社会進出は世界共通の課題です。女性として、学生一人ひとりがキャリアを重ねていくために脳科学の知見に基づいた女子教育手法の開発を進めます。

学びを深めることで、確かな力を身につけます。
学修成果の可視化
学生が自身の主体的な学びを確認するチェックシートがあります。自己の学修状況を振り返り蓄積していくことで、在学期間での成長を可視化することができます。短期大学部では、学期末に授業の到達目標に対する達成度の自己評価を行い、学びを振り返ります。教員からの評価は学生にフィードバックされ、自身の成長度を知り、改善点を発見することができます。学生による評価は、教員の授業計画にも活用され、さらに質の高い学びを生み出しています。


その目標に向かって学ぶサイクルが学生を成長させます。
目標設定や進路実現をサポートする環境があります。
自学自習を促進する学習サポート環境
各学科に設けられたコモンズや、学習ステーションなど、学生たちの主体的な学びをサポートする施設が整っています。専門のアドバイザーや、クラスアドバイザー教員などが連携し、自学自習を促進。意欲的に学びを継続する力を養います。

学習・学修マネジメント力を向上させるアクティブラーニング(AL)
本学では、知識やスキルの修得に向けて主体的に行動ができる女性を育成するため「アクティブラーニング(AL)」を推進し、「学習・学修マネジメント力」の向上を図る教育体制を整えています。
さまざまな授業で
アクティブラーニング(AL)を
取り入れています。
SWIPEしてご覧ください
【工夫された授業】
思考を活性化させる授業で、
知識や考えを深めていく
- 予習・復習の習慣化
- 調べたことをレポート作成・口頭発表
【学習サポート環境】
専門アドバイザーによる
学習サポートで自学習を促進
- 学習ステーション
- 各学科コモンズ
- クラスアドバイザー教員
【学びの確認】
学修成果や学習プロセスを
確認しながら学ぶ
- セルフチェックシート
- ルーブリック ※
※評価基準を表にまとめ、学習到達度を確認するもの
社会で輝くための3つの力を身につける
考えを深め発信する力
意欲的に学びを継続する力
行動結果を自己評価する力
卒業生の約9割が自分の成長度に満足しています。



毎年、卒業時点での満足度調査を実施し、その評価を教育にフィードバックすることで、授業・教育の質を高めています。多くの学生が自身の成長を実感し、新たな道へと踏み出しています。
主体的・能動的な学生・アクティブラーナーを育成する 光華ALアセスメント
自分で目標を設定して学ぶこと自体を楽しんでいたり、試行錯誤しながら工夫して学び続けたりするような学生を本学ではアクティブラーナー(主体的・能動的に学ぶ人)と呼んでいます。
本学で実施した調査・研究によると、「基礎学力」、「学びの技法」、「学びの動機機づけ」の3つを身につけたり、上達したりすることがアクティブラーナーには欠かせないことが分かってきました。
本学では、この3つを測定することのできる「光華ALアセスメント」を開発・実施し、そのアセスメント結果に基づいた効果的な学習・学修指導や支援を行っています。