教員紹介

白水 雅子 講師
SHIRAMIZU Masako
所属
短期大学部 歯科衛生学科
学位
博士(口腔保健福祉学)
専門分野
歯学・口腔保健
社会系歯学 、口腔機能

研究テーマ

口腔機能の発達と食習慣の関連
→ 学童期における咀嚼力と食事内容・食行動との関係を分析する研究。
学童の咀嚼力・口腔機能の年齢別・性別比較
→ 小児の成長に伴う口腔機能の発達を客観的に評価し、基準値を検討する。

専門分野の魅力

学童期は口腔機能が大きく発達する重要な時期であり、咀嚼力や舌圧、口唇閉鎖力などの変化を通じて食事・会話・健康に影響を与えます。研究テーマとしては、年齢別の機能発達の基準値の設定、食習慣や呼吸との関連、学校現場でのスクリーニング法の開発、保健指導の効果検証などがあり、他の医療職や教育・栄養・公衆衛生との連携による実践的な研究が可能です。早期介入による予防的意義も高く、将来の健康づくりに貢献できる魅力的な分野です。このように、学童期の口腔機能と発達に関する研究は、子どもの健やかな成長を支えるだけでなく、未来の健康づくりにもつながる、非常にやりがいのある分野です。

高校生へのメッセージ

歯科衛生士は、むし歯や歯周病の予防、歯みがき指導などを通して、子どもから高齢者、障がいのある方まで幅広い人々の「口の健康」を支える専門職です。国家資格で就職率が高く、長く働けるのも魅力のひとつです。さらに近年では、口腔機能や生活習慣に関する研究活動にも携わることができ、医療・福祉・教育分野の発展に貢献するチャンスもあります。「人の役に立ちたい」「医療や研究に興味がある」そんなあなたにぴったりの仕事です。

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